24の目
最終話です。
久々に書いたので不安です。
あれから数年たち私達は正式に結婚し領地をもらった。まだあまり開拓の進んでない土地だったのでいろいろな所をまわって優秀な人材を集めました。
私の百々目鬼の力を使って優秀な人を探したり、竜人の先祖返りであるセディーの力をかりて本当は入れない竜人の森に入り交流したり。いろいろやらかしました!テヘペロ☆ミ
今では結構有名な街として発展していますの!
もちろん私とセディーは今もラブラブです!
お兄様とシャルロット様もラブラブで今では子供にも恵まれて幸せそうです。
「ラフィー?何考えてるの?」
領地を見まわっていたセディーが帰ってきたようです。
「セディーお帰りなさい!今ね、今までの事を考えてたのですよ。色々あったけど幸せだなぁと思いまして。」
「そうだね。一番の思い出はラフィーと会った日かな?あの時合わなかったら今はないしね。」
「まぁ!セディー、私もですわ!あの日から私の日常は変わったのですよ!こんな私を愛してくれてありがとうございます。」
百々目鬼と九尾のハーフな私は一人で生きていくものだと思っていた。
目も見えない上に腕には無数の目。普通に考えて私を受け止めてくれる人なんていないと思っていた。
「俺も……ラフィー。こんな俺を愛してくれてありがとう。何か、今が幸せ過ぎて怖いな。」
「ふふ、ならもっと幸せになったらどうなんでしょうね?」
そう言いつつ私はセディーの手をとってお腹に当てる。
「!!まさか!!」
「えぇ、ここにいるのですよ。セディーと私の子が。喜んでくれますよね?」
少し不安になります。
「勿論だよ!あぁ、俺が父親になるんだ……」
感動で思考がどっかいっているようですね。
喜んでくれてよかったです。
「セディー、これからもこの子共々よろしくお願いします!」
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昔ある国に新しく領地が出来たらしい。
その領地は国の領地の歴代の中で最も繁栄した領地だったそうだ。
今は普通になりつつある獣人や竜人との交流もこの領地が最初だったそうだ。
それにこの領地の最初の領主はたいそう夫婦仲が良くたくさんの子宝に恵まれたそうだ。
その最初の領主は今でも生きてるとか……。
え、本当かって?
まぁ、噂だから本当かどうか分からないけどな!
お、そろそろ時間だから俺は行くよ!
竜人の旦那は目が見えない奥さんを大切にしてやんなよ!!じゃあな!
これで完結です。
本当は領地編を書こうと思ったのですが挫けそうなので簡潔に書きました。
このお話を読んでくださりありがとうございました!また機会がありましたら番外編として続きを書くかも知れません。
本当にありがとうございました!!(^^)




