ギャンブル編 サラ金のサラリーマン
編とは
ストーリーの大まかなジャンルが書いているもの。
編の後に続くもの
この話のタイトル名を書いたもの。
1956年。田舎県田舎町にあるパチンコ店である一人の男がパチンコ台の前に座っていた。
「入れ!その玉入れ!入れぇえ!」
この男、楽しんでいるように見えるが、なぜか苦しみも感じていた。
そして、玉は穴に入らず、下に落ちていった。
ドン。その音を聞くとその男は少しドンと倒れていった。
「定年退職までには勝つ!」
と、言って立ち上がりお財布の中を確認。
だがしかし、お財布は58円しか入ってなかった。
「…あれ?俺ってなんでこんなにお金なかったけ。次やったら勝てるのに。」
と、その時。その横を通りかかったある黒服の男が話しかけた。
「こんにちは。お前さん、元気ないけど大丈夫かね?」
と、話しかけられた。男は落ち込んだ。
「いやぁ、実は全然パチンコで。お金を…
次は勝てるですけど…、お金がなくて…」
「それならば、いい話がある。立ち話ですし、ちょっとうちの事務所に来ないですか?」
と聞いた。その男は神様の道に案内させるようにその男について行った。
歩いていくと、町中はどんどん暗くなりあるポツンとした一軒屋に案内された。
「ここが事務所ですね。」
と、言ってその男と男は家の中に入った。
その男は少し緊張していた。
「いやぁ、大丈夫ですで!そんな緊張しなくても。」
その瞬間、人が変わるように秘密の話のようにその黒服の男は話した。
「実はですね、いい話があるですよ。
…その場で借りれて金利が"1%"なんですよ。」
「え?!そんな街金よりも夢なシステムなんてあったですか!」
と、いって黒服の男は話した。
「実はですね…あるですよね。それが。低金利の複利1%、20万円まで貸せる、そんな画期的なシステムが!」
その話を聞いてその男は悲しみから逃れるように喜んだ。
「マジすか!これで…やっと。白飯が毎日…嫁と娘も戻ってくるだ…」
「そうです。立派な一軒家も作れる!さらに離婚が消えます!先着5名。さぁさぁ、今決めないとさっさとお金借りれないよ?」
その男はごっくんとつばを飲み込んだ。
「…20万円で。」
「ありがとうございます!ではここにサインと住所、会社先を書いてください!」
と、言ってその男はサインをした。
契約書には「一日複利1%」と書いていた。
そのことに男は気づかなかった。純粋で何も疑わずに書いた。
その気づかなかったことは果たして本当に天国の道であったのか。
その男は早速パチンコを回しに行った。
来る日も来る日もパチンコを打ち続けた。
ある日は
「入った。…入ったぁ!キタキタキタ!脳汁ドバドバだ!今夜は白米だ!」
ある日は
「あとちょっと…はいれ!はいれ!
ふざけんな!クソ台!死ね!死ね!死ね!」
ある日も
「は…いらね!クソ台!ふざけんじゃねぇよ!店員どいうことだよ!」
そして、3日であんなに分厚かったお財布は薄くなっていた。
「くそぉ。くそぉ!あとちょっとで勝てそうだのに!」
と言って、会社で働いていた。
その時だった。
「課長ー!黒服という男から電話です!」
「え?お前…はやくよこせ!!」
と言って、その部下から電話を奪い取るように受け取った。
その部下は思った。
(なんか、課長最近、人が変わったように怒りぽくなったな。まぁ、世間では当たり前なんだけどさ…
昔はやさしかったのにな…あの時の課長はどこへ?)
その男は電話に出た。
「…はい。」
(もしもし。返済日ですが、まだ入金が確認されていません。即急に返済の方を…)
「すみません。全部溶かしてしまったのでまたお金を借りれないでしょうか?」
と、聞いた瞬間電話先の黒服の男は怒った。
(ふざけんな!社会をあまりなめるじゃね!お前の会社先は知っているだよ!)
「え……」
その男は唖然としていた。
(もういい!とりあえず、お前の会社の前に来ている。突入するぞ!)
と、言って会社にその黒服の男が来た。
「丸太ー!久しぶりー!こんにちは。会社の皆さま。こいつがいつもお世話になっています…みなさん。大丈夫です。この人の友達で…」
と、言って会社の人達は
この人に友達なんていただというような雰囲気の中、仕事を進めた。
「え?違う!お前は、友達でもない!」
「いやぁ、忘れるなよ。俺だよ。俺。とりあえず立ち話でもなんだし、自分の家に行こう!」
と、言ってその男は車に乗せられてどこかへ向かっていた。
「あの…どこへ向かうのでしょうか?私は財産もないし家もないし職も定年退職で失う身を置くところがなくなるですよ。」
と、その男は心配そうに聞いた。
「大丈夫ですよ。ですからあなたには最後のチャンスです!」
「マジですか!じゃあ、俺頑張ります!」
「じゃあ…お休み。」
と、言って横二人の黒服に睡眠導入剤を飲まされた。
…その後、その男は二度と目をさせることはなかった。
ーその薄暗い場所ではある黒服とある地元民の男が話し合っていた。
「はぁ…これで何円ですか?」
「280万円ですね。」
「え?なんでですか?」
「この人、肺や心臓をやっちゃっていますし、この額が妥当かな…」
「20万円も貸したのに…ほぼはいる額0じゃないですか!というかこの男、タバコも酒をやっているか調査しましたがやってませんよ!」
黒服の男は反発したが、その地元民の男は言った。
「これ以上出せないと思いますよ。もう解体してしまいましたし…」
「………チッ。わかったよ。」
「そうでなきゃ。はい280万円」
と、言ってお金を渡した。
搾取される側は搾取され、
搾取する人は搾取する人に搾取される。
これが繰り返されているかもしれない。
終わり




