暴走兵器を食い止めろ
ローレライとハーミィが絶体絶命の時、銃声とともに龍儀がデッドリベンジャーに銃を向けて立っていた。
「待たせたな。」
「ホント、危なかったぁ。」
「このデカいのなんだ?」
龍儀は手榴弾をデッドリベンジャーの口に入れて爆発させた後、ローレライのところにきて質問した。
「確か、ペットメリンダーとか言う兵器だ。」
「デッドリベンジャーじゃ!」
ローレライの後ろにいるハーミィが叫ぶと龍儀は彼女を睨み付けた。
「あ・・・」
「誰だ、そいつ?」
「こいつ?」
「私はただの科学者だ。」
「いや。天才科学者であれをいっぱい作って魔王軍と一緒に人間と戦争するつもりらしい。」
「貴様ー!」
ニヤニヤしながら説明するローレライにハーミィが後ろから彼女の頭をぽかぽか殴った。
「なるほど。こいつが元凶か。」
そう言って龍儀は拳銃をハーミィに向けた。
「ま、待ってください!お願いします!」
「やっぱりこれを知ってるか。これをどこで知った?」
「それより後ろ!」
ローレライに言われ、後ろを向くとデッドリベンジャーがこっちを睨んでいた。
「あれでもダメか。」
デッドリベンジャーはしばらく睨み付けた後、口から光線を放った。龍儀達は光線を避け、ローレライは水魔法で、龍儀は拳銃でデッドリベンジャーを攻撃した。しかし、デッドリベンジャーは全く怯むことなく龍儀を攻撃し始めた。
龍儀がデッドリベンジャーの攻撃を避けているとローレライが九頭海竜を作り出した。九頭海竜は全ての口からアクアレーザーを放って攻撃した。その攻撃はデッドリベンジャーの体表のトゲを見事に破壊した。
「グガァアアアアアアア!」
「初めて鳴いたぞ!」
「それだけその攻撃が効いている証拠だ。」
デッドリベンジャーに初めて目に見えるダメージを与えたことで二人は追撃しようとしたが破壊されたトゲが再生したのを見た龍儀は即座に距離を取った。
その時、デッドリベンジャーは体中のトゲから光の槍を飛ばし始めた。ローレライはとっさに九頭海竜で防御したがローレライの乗った首以外は瞬く間に破壊された。
それを見たデッドリベンジャーは口からガスを吐き出した。
「何だ、あれは?」
「あぁ、毒ガスじゃ。」
「なんて物を作ってんだ。」
「そりゃ、戦争用に造った大量殺戮兵器じゃからな。」
デッドリベンジャーは毒ガスを龍儀の方に向けた。もちろん、その先には龍儀とハーミィがいる。
「た、助けてくれ!あれが体内に入れば即死じゃ!」
「じゃあ、制御できるようにしろ!」
「してたよ!それをあの女が派手に吹っ飛ばしたせいで暴走したんじゃ!」
「完全に欠陥品じゃねぇか!」
龍儀はしがみついているハーミィを連れながら毒ガスから逃げている。ローレライも援護しようとしているがトゲからの光の槍に苦戦していた。
その時、壁が破壊され風が毒ガスを払ったのだ。龍儀達が破壊された壁を見るとその奥からルリカが現れた。何故かドヤ顔で汗を垂らしながら。
「助けにきたよ、龍儀。」
「ねぇ、あんた今までどこにいたの?」
「・・・」
ローレライの質問にルリカは一切答えなかった。
「もしかして、迷子になってた?」
「・・・黙秘します。」
「今はそれよりこいつだ。」
「こら~!天才科学者の私を踏みつけるとは何事じゃ~!」
ハーミィを踏みつけながら龍儀はデッドリベンジャーに撃ち続けていた。
すると、今度は別の壁が破壊された。その向こうにはライカやキラリネ達がいた。
「待たせたわね。」
「来たよー、リューギ!」
ライカ達と来たセインフィーネのメンバーや兵士達はデッドリベンジャーを見るなり驚愕した。
「なんだ、あれ!?」
「とにかく、あれを食い止めるぞ!」
「了解!」
龍儀達はデッドリベンジャーに攻撃体勢をとった。
「なんでリューギは女の子を踏んでるの?」
「さぁ?」




