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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第1章《出会い》ローレライ海賊団討伐編
39/423

漢気対決 龍儀vsガット

ザンツァー撃破後のライカのステータス


《ライカ・ウォルフィル Lv 69》

HP 3279/3279 MP 400/400

AT 752 DF 426 SP 1111

アビリティ[無し]

中央海賊船内

ラッガー達と合流した龍儀は海賊達を倒していた。龍儀は拳銃(デザートイーグル)で周りの海賊に撃っていると拳銃(デザートイーグル)とは違う銃声が響いた瞬間、龍儀の拳銃(デザートイーグル)が弾き飛ばされた。龍儀が銃声がした方を見ると大柄で筋骨粒々な男がピストルを持って立っていた。

「見ていたぜ。お前、なかなかやるじゃねぇか。どうだ?俺と(こいつ)で戦わねぇか?」

そう言いながら男はピストルを捨て、上着を脱いで龍儀の前に飛び降りた。

「俺の名はガット。この海賊団の中で一番強い男だ。」

「お前か。俺より熱い男ってのは!」

「熱い?あぁ、熱いぜ!並みの男なら燃え尽きるぐらいになぁ!」

ガットはそう言って拳を突きだした。

「おい、どうだ?もちろん、魔法攻撃もありだが、俺はこれでいく。お前らぁ!戦いの邪魔はするなよぉ!」

「何よ。龍儀、みんなで戦うわよ。」

リーフが提案するも龍儀は刀を鞘に仕舞い、ラッガーに投げわたした。

「ラッガー!手は出すな。こんな熱い誘いを受けたんだ。受けねぇわけにはいかないだろ。」

龍儀はガットの誘いに乗るように上着を脱ぎ、背中の刺青が露になった。

「おっしゃあ!任せとけぇ!リーフ、龍儀の邪魔するなよぉ!」

「もう、何で男はこうなのよ!」

ラッガーは文句を言うリーフを連れて離れて行った。


ラッガーや海賊達が引いて、龍儀とガットの二人だけになるとガットは少し笑い龍儀を見た。

「いいねぇ。気に入った。先に言うが俺の恩恵(アビリティ)は[興奮]気の高ぶりに比例してステータスが上昇するだ。一応、俺は攻撃魔法も使えるがやっぱり闘いは己の拳でやるのが一番いい。」

「そうか。俺もだ。今までいろんな武器を使ったが、結局最後に頼れるのは(こいつ)だった。」

「最高だ。お前、名前は?」

「龍儀、栄龍組 組長(ギルドマスター)、栄龍儀だ。」

「そうか。じゃあ、栄龍儀、熱い闘いにしようぜ!」

「来い!」

二人同時に飛び出しお互いにパンチを交わした。互いの拳は顔に当たり、少し下がるがすぐにお互いに殴り合いを始めた。

龍儀はガットの拳を避け、膝蹴りをするが防がれ飛び膝蹴りをくらった。後ろに飛ばされ倒れるがすぐに立ち、ガットの腹にタックルを決め、押し倒した。そのまま、殴ろうとするも顎に掌底打ちをくらい、飛ばされた。ガットは飛び上がって龍儀に詰め寄る。龍儀はガットの拳を両腕で受け止めた後、飛び蹴りをガットの胸に当て後ろに下げた。

後ろに下がったガットを見ると身体に赤い紋様が浮かび上がってきた。

「?」

「あぁ、こいつはなぁ、興奮の紋様に俺が手を加えたものだ。この海で一番危険なモンスター、ドレイクシャークの紋様よ。こいつが出たってことは俺は最高に興奮しているってことだ!」

「そうか。その鮫がお前の誇りなら俺は背中の龍達が信念であり誇りだ。こいつらに誓って俺は負けない。悪いが俺の信念を貫かせてもらうぞ。」

「いいぜ。来い、第2ラウンドだ。」

胸や腕に現れた紋様を見せながらガットは構え、龍儀は突っ込んで行った。


龍儀とガットの交戦中

ラッガー達は海賊と戦っていた。そこに、襲撃してきた際にラッガーと交戦した男、ダイレスが現れた。

「また会ったな、熱いエルフさんよぉ。」

「お前か。」

「どうだ?うちのガットさんに会っただろ。」

「あぁ、確かに強そうだが龍儀の方がもっと強い!」

「ガットさんをあまりあまく見るなよ。あの人は魔法なしの殴り合いならギルにだって勝つからよぉ。」

「ギルって、あの龍人か!魔法なしでも龍人に勝つ人間がいるのかよ!」

「そうだ!あの人は正真正銘、この船で一番強い男だ!そして、俺はお前にリベンジするぜ!」

(マジか。龍儀の相手がそんなにヤバい奴だったのか。でも今はこいつの相手をしねぇとな。)

「あぁ、いいぜ!かかって来い!」

ラッガー対ダイレスが再び始まった。


龍儀とガットの第2ラウンド

龍儀はガットにクロスカウンターを決めていた。そのまま、殴るがガットも負けじと殴り返してきた。両者、一歩も退かず殴り合いを続く中、ガットの拳が龍儀の顔面にクリティカルヒットしてしまい、龍儀は勢いよく吹っ飛ばされた。

倒れたまま動かない龍儀にガットは息をきらせながらもガッツポーズをした。

「最高だったぜ、龍儀。こんな楽しい殴り合いは久しぶりだ。なぁ、龍儀。お前、俺達と一緒に海賊をやらないか?犯罪者にはなるがそれはそれで楽しいぜ。何より俺はお前が気に入った!どうしても仲間にしたい。どうだ?なんなら、お前の仲間も一緒に歓迎するぜ。」

「悪いが、お断りだ。」

そう言って龍儀はゆっくりと起き上がった。しかし、全身が痣や傷でボロボロになり頭から血を流し、息も絶え絶えだった。

(最近、回復魔法に頼りすぎだな。昔より断然、弱くなってる。これじゃあ、何も守れねぇ。丁度いい、こいつ相手に昔より強くなろう。)

龍儀は乱れた髪をオールバックに直し、震える足を奮い立たせて力強く立った。

「言っただろ、信念を貫くと。ここで折れたら、俺は二度と立てなくなる。俺は守りたいものを守るために強くなる。だから、ここでお前に勝つ。」

「お前、最高を超えてくるじゃあねぇか!ますます、気に入った!来い!これで最後だ!第3ラウンド始めるぞぉ!」

「うおおおおぉ!」

龍儀は唸りながら力を振り絞り走った。ガットも同時に走りだし、龍儀を殴るが龍儀はその腕を掴み、背負い投げをした。倒したガットの顔に拳を叩き込もうとするが、ガットは起き上がりながら龍儀の拳に頭突きをくらわし、立ち上がって龍儀にラリアットをくらわせた。

倒れる龍儀に追撃しようとするが龍儀は素早く足払いをし、ガットを倒した後、転がりながら距離をとり立ち上がった。

(長期戦はまずい。次で決める。)

龍儀は大きく息を吸い、空手の構えをとった。

「お、次で決めるつもりか。いいぜ。俺もこいつに全てをかけるぜ!」

少しの沈黙の後、お互いに走りだし、ガットが先制を仕掛けた。龍儀はガットの拳を寸前で避けるとガットの腹に正拳突きをくらわせた。

「うおおおおぉ!」

龍儀の叫びとともにガットは勢いよく後ろに吹っ飛び、後ろにある建物の扉を破壊して倒れた。

龍儀はゆっくりとガットに近づいていくとガットは大の字で倒れ、少し笑みを浮かべていた。その身体にはもう紋様はなかった。

「龍儀、最高だ。こんな清々しい負けは初めてだ。」

「そうか。こちらも礼を言う。おかげで強くなれた。」

「そいつは良かったな。」

そう言ってガットは笑いだした。





「ちょっと、何満足してるのよ。」

ガットが笑っていると奥から女性の声が聞こえてきた。

「すみません、船長。」

「・・・なるほど。確かに、あんたは一番強い男だと言ったが船長とは言ってなかったな。」

「そうよ。私がこの海賊団の船長、ローレライ・セイレーナよ。」

奥から一人の女性、ローレライ海賊団船長ローレライ・セイレーナが現れた。

ガットのステータス


《ガット・バンバリオ Lv197》

HP 19843/19843 MP 1792/1792

AT 2367 DF 1926 SP 1278

アビリティ[興奮]

気の高ぶりに比例してステータスが上昇する

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