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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第1章《出会い》 フィリルティア奴隷解放編
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拷問室の決闘 龍儀vsバードル

拷問室内

そこでは龍儀がバードルと対峙していた。

「何度やっても変わらん!俺の勝利で終わる。この焼き鏝はな、焼き印を付けた相手に隷属魔法を付与し、焼き印を付けた者に絶対服従する。拘束が効かなくてもこいつはどうだ?」

「・・・くだらん。」

「チッ。また、痛い目見ないといけないようだな。」

三角木馬やガロット、鉄の処女などが並ぶ拷問室で二人は距離を保ちながらにらみ合っていた。そして次の瞬間、龍儀がバードルに向かいながら発砲しだした。バードルはそれを避け持っていた焼き鏝を龍儀に押そうとした。龍儀はそれを避けながら発砲を繰り返すがバードルには当たらず、鉄の処女の後ろに隠れた。

「これでわかっただろ。お前は俺に勝てない。俺の恩恵(アビリティ)は[心読]見た相手の思考が手に取るように分かる。つまり、お前の考えていることなどお見通しだ!」

「安心した。それより未來予知の方が厄介だからな。」

「フッ、何を言うかと思えば。どっちも変わらねぇじゃねぇか。」

そう言ってバードルは広範囲の炎で鉄の処女と一緒に龍儀を燃やした。龍儀はとっさに避けたがバードルの姿がどこにもいない。

「龍儀、後ろ!」

リチェリアが叫ぶがもう遅くバードルは龍儀の背中に焼き鏝を押した。じゅーっと音をたて焼ける龍儀の背中、それを見てバードルは高らかに笑った。

「わはははははは!これでどうだ!これでお前はもう俺の奴隷だ!さぁ、膝まずけ!」

バードルは命令するが龍儀は一切従わない。その様子を見たバードルは焦り始めた。

「なんで?なんで隷属魔法が効かない!?」

「もしかして、恩恵(アビリティ)[自由]・・・」

隷属魔法が効かないことに戦くバードルに龍儀はゆっくりと、静かに怒りながら睨みつけた。

「お前、今まで痛い目にあったことないだろ。だから、笑って人を傷付ける。」

「それが強者だ!何が悪い。お前だってそうだろ!それにどれだけ怒ったところで俺に勝てないと意味がない!心読に攻略方法などありはしない!」

ただ叫ぶだけのバードルに龍儀は黙ってゆっくりと近づいた。

「え、何を?」

黙って歩く龍儀。

「な、なんだそれは。待ってくれ!やめてくれ!」

(え、何?)

歩く龍儀にバードルは怯え、後退りした。そして、龍儀はバードルに一気に詰め寄り、腹に正拳突きをくらわした。そのまま吹っ飛び、壁に激突するバードルを見た後、龍儀はリチェリアに繋がってた鎖を切った。鎖が切れてへたれこむリチェリアに龍儀はすかさず上着をかけた。

「大丈夫か、リチェ?」

「えぇ、それよりどうなっているの。あいつ、怯えていたけど。」

「あぁ、あいつの恩恵(アビリティ)は見た相手の思考をビジョンで見える能力ってところだ。だから、俺の細かい動きまでもわかった。だったら俺の思い出を見せただけだ。」

「それで怖がれるってどんな思い出よ?」

「あぁなりたくないだろ?」

「そうね。でも来てくれて嬉しいかな。あの時、胸を撃たれたから心配したのよ。」

「あぁ、それはこいつのおかげだ。」

そう言って龍儀は胸ポケットからペンダントを取り出した。

「それって何?」

「お前に会う前にカメリアスガルドのセインフィーネのリーダー、ランスロットさんからもらったペンダントだ。これのおかげで即死せずに済んだ。」

ペンダントを握りしめ、バードルに近づいた。そして、バードルの胸ぐらを掴みおもいっきり殴った。

「ごはぁっ!」

「家族を傷付けただけじゃなく信念まで汚したんだ。覚悟はあるよな。」

そう言ってバードルを拾った烙印で殴りまくった後、焼き鏝が置いてあった炭火に顔を沈めた。バードルの悲鳴が拷問室に響いた。それから、リチェリアがあわてて止めるまで拷問室にあるあらゆる拷問器具でバードルの拷問と回復を繰り返した龍儀だった。



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