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まきもまさきもまみむめも!  作者: 森嶋直斗
14/20

まきも まさきも まみむめも ⑭犬の飼育費用の8500万円は、残高不足。ブティック恋恋は、M&Aで、売却済み!?

田さんと東京のシティーバンクに犬の飼育費用でもらった8500万円の小切手を持って出向いたマキだったが、口座は、残高不足。凍結済み。あまり期待はしていなかったが、やっぱり残念。大宮のブティック恋恋に寄ってみたら、アルバイトが、店番をしていて恋を知らないという。バイトが店長を知らないって?

飼育放棄した飼い主からの手紙に飼育費用の小切手が入っていた。銀行に行ったが

口座に残高は無いと言われた。こんなことかとは思っていたが・・その足で大宮に

行って、恋がカヨリーナの中に始めている生き物ブティック恋恋に行ってみた。

ところが、バイトの女の子は、恋を知らないという。どういうことなのか。


ブティック恋恋に立ち寄った、マキと田。

マキ:こんにちは、恋ちゃんいます。

バイト:れん?知りません誰ですか?

    もしかしてこの看板!ブティックこいこいですよ。 

    あれ、マッキーじゃないですか!Makkyの釣り船!見てます。

    連休のヒラマサも面白かったですけど、ゼンメだらけのベトベトキッチン

    が、最高でした!写真お願いします!

マキ:良いですよ。

バイト:動画回しちゃいますよ。おじいさん、カメラもって!

田:は、はい・・・

マキ:お客さん居ないの?

バイト:来ないですね。ときどきプードル連れお婆さんぐらいかな・・ネットで、

    買いますからね。

マキ:ここの店長って、なんていう名前なの?店長?私を雇った人は、ふじもり?

   だったかな?誰も上司とか来ないし、ここで販売しないんで・・


マキは、恋に電話してみた。

(電話)

マキ:もしもし、今さあ、大宮に来てるんだけど、ブティックで聞いたら恋ちゃん

   知らないって言われて!

恋:あー、そこには、行って無いから・・カヨリーナビルも佳代子さんが売った

  んで、ブティックも付けてM&Aってやつ!いま、確か看板そのままで、

  ブティック恋恋で、来い来いって読むらしいよ。最高!うける~!

マキ:勝手に売っちゃったってこと!

恋:勝手にってどういうことよ。マキちゃんに許可必要ないじゃん。

  高く売れるときに売るのがM&A!

  自分のブランドを自分で売って何が悪いのよ!

マキ:今後は、タイアップやSNSのリンクは、誰と話すの?

恋:知らないわよ。佳代子さんと話せば!”ブツ”

電話は、切れた。


(電話)

マキ:もしもし、佳代子さん!ブティック恋恋の事だけど・・

佳代子:恋ちゃんからLine来たわよ。ビルは売っちゃってるから知らないわ。

    細かいことは、ファンドに任せてあるから”ブツ”

佳代子も恋もMakkyの釣り船グランドオープンに向けて先に資産をファンドに売却

していた。マキのSNSからのリンクもそのまま受け継ぐように自分のアカウント

まで付けて売却していた。


金の切れ目が縁の切れ目言いますが、一言あっても良いようなものだ・・・田さん

が、自分のアパートの解約と、引っ越しの準備に不動産屋に行ったので、マキは、

大宮の町をブラついていた。夕方は合流して夕食の予定だ。


マキ:飲食店も全然、変わっちゃったな・・カレーラーメンの店、無くなっちゃっ

   たんだ。道も広くなって・・これじゃあ、真樹が向こう側を歩いていても、

   分かんないわ。

知っている店は、ほとんどな無く、街は大きく変わっていた。ボナペティーの階段

の前に立っていた。看板も変わって、ハンバーグの店となっていた。眺めていると

知らない若い男が、鍵を開けて入っていった。


(電話)

マキ:もしもし、田さん、私、先に帰るわ・・うん・・・了解。

水田は、残って引っ越しの打ち合わせをしてから田原に戻ることになって、マキは

1人で、帰ることにした。まだ、夕方6時過ぎだから田原には帰れる。


1人で、新大阪行きのひかり号に乗った。この列車は、豊橋に停まる。乗り換えな

くても良い。前の席に若いカップルが座ってきた。マキの横には、ビジネスマン風

の男性。座るとすぐにパソコンを開いて何か始めた。すぐ横の席なので全部見える

株の値段だろうかグラフを頻繁に切り替え見ている。窓ガラスに映る自分越しに、

新横浜の夜景を見ていた。


10時過ぎ、田原駅に着いた。吸い込まれるように花あかりのドアを開けた。

ママ:はい、いらっしゃい。

熊:おー、マキちゃん!

マキ:熊さん。小林さんこんばんは。

小林:お、んん

熊:マキちゃん、奥様が1人酒か・・

マキ:良く来るんです。昔は、直斗と・・真樹も一緒にたまに・・

熊:ママ、マキっちゃんのビール出してやって、

ママ:私も良いですか!

小久保熊、小久保技建の大工、マキの家や、鮮魚販売のFishLoveの工事でお世話に

なっている。美沙の家も今は、熊に頼んでいる。

ママ:熊ちゃん頂きまーす。

熊:ここで会うのは初めてだよな・・

マキ:へー、わすれてるんだ はぁ~

ママ:へー、わすれてるんだ はぁ~  ハモってない。ユニゾンだ・・

マキ:この店で、直斗にジン飲ませて、私もってなって、

   それから私は、ジンロックの女になったんですよ!

熊:あったかな・・

ママ:熊っちゃんベロベロで、”直斗に男なら飲めるだろ”っていって・・

   そしたら横のマキちゃんが、”女にも飲ませろ”って、始まって・・

   3人ともベロベロで、熊っちゃん直斗に担がれてABホテルに・・・

熊:あったかな~・・歌うか バックナンバー水平線 キー8下げて

  ・・・・(^^♪できるだけ 嘘わ無いように・・♫

マキ:真樹にLineしとくか

(Line)

マキ:花あかり、田原泊

   田さんは、大宮です。

   やっぱりお金は、ダメだった。

真樹:了解!働いて稼げってことだね。

マキ:オヤスミ

マキ:真樹起こしちゃったな。

ママ:綺麗なお嫁さんが外泊なんだから寝れないよ。

熊:キーちょっと高かったな・・

ママ:熊ちゃんおめでとう66点!ぞろ目で、カラオケ無料!

熊:マキちゃん旅館、儲かってるみたいだな!

マキ:何とか大食ギャングたちを食べさせて行けそうです。お風呂!好評です。

熊:形を変えたけど元にも戻ったんだな。

マキ:元に戻った?

熊:あそこの旅館も当時としては珍しく、ペットも一緒に泊まれる旅館だった。

ママ:へー、何年前だ?30年以上前に田原にそんな旅館があったの?

熊:外国人が良く泊まってた。大きな犬連れてな・・結構流行ってたんだけど・・

  理由は知らないんだけど奥さん一人になって廃業したみたいだよ。で、一人で

  あんな広い所要らないからって、売る話がでて、茂雄さんが買ったんだ。

マキ:お父さんなんで、旅館なんか買ったのかな赤羽から遠いし・・・

ママ:紀香のためだよきっと、聞いて無いから想像だけど紀香、旅館やりたいって

   言ってたから。

熊:そんな気が無いと、旅館なんか買わないだろうな・・・結構、な値段だった

  ろうにな。茂雄さん稼いでたからNo1漁師だったから買えたんだろう。

マキ:なんで、旅館やらなかったんだろう。

熊:さあ・・そこまでは聞いたことないな。そういえば、その旅館の奥さん・・

  今朝、ビューホテルに打ち合わせに行ったときに見たんだよ。大分年取った

  けど、小久保文子さんだと、思うんだよな。綺麗な人で、当時俺は18位で、

  文子さん休憩に麦茶もってくるんだけど、良い匂いしてな。ははぁ・・

  間違いないと思って、挨拶したんだけど知らない感じで、目合わせないで・

ママ:もしそうでも向こうも分からないわよ!熊ちゃんだって全然変わってるん

   だから。その、文子さんって何歳ぐらいなの?

熊:俺があの旅館の工事したのが、18だから文子さんが30歳ぐらいだろう。

  40年前だから70ぐらいだな。今日の人もその位だよ。

マキ:昔、住んでたところを懐かしくて見に来てたりして・・犬ばっかりいるとは

   思わなかっただろうね。


翌日マキも自宅に帰り真斗をあやしている。もう寝がえりをうって、部屋中を転げ

ながら移動する。寝相も悪くフェンスで囲ってないと、どこまでも行く。

美沙もヨーロッパから帰ってきて梨々花と一緒に犬の世話をしてくれていた。

美沙:ほんと、ドッグフードだけのオールドとウルフは、朝晩の食事の前にうんち

   したら、昼のオシッコだけだな。ぜんぜん楽だよ。

マキ:野菜の煮物だとカロリー少ないから3倍食べて3倍出すんだよ!

美沙:なあ・・知らないから。でも、喜んでたけどな。

マキ:そう、デンみたいな老犬は、水飲ませる代わりに良いかもしれない。

   ドッグフードだけだと食べないで残すけど、美沙さんの煮物は、絶対食べる

   から。ハイジ達も少しづつ煮物増やすと良いかもしれない。勉強になった。

美沙:失敗しても良いこともあったか!はは、

マキ:おばさん、お母さんなんで旅館やらなかったの?昨日さ、熊さんと、

   花あかりで会って、昔、家の旅館の工事したんだって言って・・

美沙:マキちゃんは聞いてなかったかもね。紀香が、どうしても旅館やりたいって

   買ったんだけど、マキちゃん妊娠して病院行ったら胃がんが見つかって、

   マキちゃんは、元気で生まれたけど・・

マキ:私を生むためにがんの治療が遅れたってこと?

美沙:妊娠しなかったら病院行かないから発見はもっと遅れてたし、そこは、難し

   い話だけど、紀香は、まずマキちゃんを生みたかった。それからがんも治療

   して、結局11年。マキちゃん10歳まで、生きれたんだから・・

マキ:そうか、病気しながら旅館は、無理か。

美沙:子供出来ないと思って、旅館、買ったんだと思うし・・結婚してしばらく

   子供出来なくて、あきらめてたら出来たって、喜んでたから。

マキ:おばさんは、ここが旅館のころは、もういたの。

美沙:家の方が後だよ旅館廃業してから私らが結婚したから茂雄さんと紀香が住ん

   でて、私らが家を立てた。旅館のころは私は知らないな。私も風呂場や奥の

   部屋なんか入ったこと無いから。今回出来上がって広いからびっくりだよ。


梨々花:あいつらやっと静かになった。オールドがいつまでも・何かくれ!って

マキ:こっちもやっと寝た。

梨々花:真斗の寝相悪すぎ!起きてても寝てても寝がえりして、どっか行っちゃう

    から、こっちが気になって寝れない。フェンスで囲っても蹴って倒すし、

マキ:ごめん・・私もそうだったみたい。

美沙:マキちゃんも凄かった。真斗と全く同じだ。


翌日、田さんが大宮から帰ってきた。

(電話)

田:13時頃、田原駅に着く。お願いします。

マキ:了解、買い物ついでだから迎えに行くよ。


田原駅で田さんを拾って帰る。サンテパルクに寄って値打ちな生花を買って帰る。


マキ:田さん、花飼って帰るね。 ・・あっ、熊さんだ。熊さん!


熊さんは、他の人に声をかけている。

熊:あの、文子さんですよね。小久保熊です。大工の旅館の工事してた。

文子:・・・?あ、熊っちゃんモヤシみたいに細かった。汗かきで、麦茶ばっかり

  飲んでた・・熊っちゃん、大工見習の

熊:先日、ビューホテルでお見掛けして、挨拶したんですよ。

文子:ごめんなさい、分かんないわよこんなに太ってたら!

熊:文子さんは変わらないですよ!

文子:そんなわけないでっしょう!もう、お婆ちゃんよ。


マキ:熊さん、お知り合い!ああれ白鳥文フミさん! プードルの!

   カヨリーナのトリマーやってたマキです。噛みつきプードルいや、

   ワンっちゃん元気ですか!

文子:え、犬は飼ってないので・・それじゃあ

逃げるように車の後部座席に乗ると車が走り去った。


熊:マキちゃんよく合うね。サンテパルクのヤギ小屋直すから打ち合わせ。

マキ:熊ちゃん、今の人、

熊:文子さん。この間、話したマキちゃんとこの旅館やってた。

  この辺の昔馴染みに会いに来たんじゃない。

マキ:あの人、大宮の時のお客さん!白鳥文フミさん。間違いない。メンバー

   カードに書いてあって、私の最初のお客さんだから忘れない。

熊:文子さん汗かきの熊ちゃんて言って覚えてたから間違いない。

マキ:あのでっかいピアス。噛みつきプードルの白鳥文、間違いない。

熊:花あかりでも話したけどビューホテルで会ったのもやっぱり文子さんだった。

マキ:白鳥文と

熊:小久保文子は、

マキ:双子?


自宅で夕食時に

マキ:・・・で、不思議でっしょ。だから双子じゃないのって・・

美沙:よく似てる人もいるからね。

マキ:特徴的な声”佳代ちゃん!””熊ちゃん”甲高くて、あげて下げる言い方。

   それにあのでっかいピアス重みで耳が伸びてる!

梨々花:あ!でっかいピアス!耳が伸びてるお婆ちゃん!いた!キャンピングカー

    覗いてた。マッキーのファンがまた来たのかと思って、こんにちはって、

    声かけたら・・さささって、逃げてっちゃった。車待たせてたみたいで、

    そう、黒のセンチュリー 今どきセンチュリーだって・・

マキ:間違いないそれ白鳥文だ。セントパルクでも黒のセンチュリーだった。

田:もしかして・・白鳥文がオールドの飼い主だったりして!

梨々花:おー、心配して見に来た!マッキーがオールドたちを引き取ったのは、

    ネットにも出てるから飼い主は絶対知ってるよね。気になって調べるし。

マキ:だったら許せない。こっそり見に来るなんて!あーあーあるかも!


マキはパソコンを調べ始めた。

マキ:カヨリーナの会員証のデータを私がまとめたの佳代子さん達パソコン使えな

   くて・・・データクラウドにアップしてる。写真もあるはず・・・

   IDと、Passを入れて、クリック・・・・・・入れた。

   会員番号は分からないけど・・・若い番号のはず・・・

    あった・・・シラトリ・フミ・・・・


マキが白鳥文の写真付きメンバーカードを探し出した。


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