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進化・進化・進化!!   作者: Huki
おれは人間をやめるぞ!
19/76

ジョジョーーーっ!!

コレで一章は終わりです

 ()() ()()()によると、どうやら明日、俺はこの狭間の空間から強制転移させられるようだ。

 そして、皆気になる絵里香はというと…宣言通りに毎日このダンジョンにやって来た。そして毎日色々な話をしていく中で、俺が特異進化者であることや俺にも固有能力があることがバレた。まあ、出会って2日目のことだったが。

 また、絵里香は俺に着いてくることになった。

 なんでも、家族以外と話してこんなに疲れなかったのは初めてらしい。

 それに俺と絵里香の息が異常なまでにピッタリだったのだ。ダンジョンに転移した時の反応や、絵里香が()()()()()()から付与された『導きの精霊』に「Good boy」から『よし君』と名付けたセンスまで、それはもう俺とピッタリだったのだ。

 そしてそれも、絵里香が俺に着いてくる要因の一つとなったようだ。

 まあ俺も絵里香相手には全く緊張しなかったし、別に着いてくるのはいいんだけどね。但し、一つだけ条件を付けさせてもらうことにした。

 それは、


「全ての『導きの妖精』を絵里香の中に戻す」


 ということだ。

 もう大体分かってると思うけど、俺と絵里香は()()()()と言っても過言ではない。それは別世界線での双子であるとかそういったことでは無く、遺伝情報的観点から見ても、男と女かの違いしか無いぐらいに同じなのだ。性別以外に違う事と言えば、絵里香は美に、そして俺は知に、それぞれのステータスをガン振りしてる事ぐらいである。

 その為、俺と絵里香は素の部分が似ている、否、同じなのだ。ということは、一緒に居ても全く面白みがない。だって、二人でいても、結局は自分一人と同じ事だ、って分かるからだ。なので俺は賭けに出る事にした。

『導きの妖精』は100億年以上も様々なダンジョンマスターに仕えてきたわけだから、それぞれがそれぞれの価値観を得たと思ったのだ。

 そして、様々な価値観を得た『導きの妖精』をその身に戻すことで、絵里香の価値観も変化するのではないか?と考えたわけだ。

 そして見事、絵里香の価値観は変わった。

 ただ、様々な人格がその身に宿ったことで、人格の統一に時間がかかりそうだったのだが、ちょうど今日、それも完成したようだ。


 そういえば、『My AI』とは何ぞや?と思うかも知れないが、コレは俺が、絵里香に『導きの妖精』を各ダンジョンマスターから引き上げさせた代わりに、ダンジョンマスターに与えるために作ったスキルだ。

 ぶっちゃけ、『導きの妖精』と大して性能は変わらないが、ダンジョンマスターの好みの声で説明をしてくれる為、ヤツらは全員満足するだろう。因みに俺は老若男女のどれとでも聞こえる無機質な声にした。


 ―――転移まであと1分


 俺はこのダンジョンに来てからの日々を思い返していた。

 ……特にいい思い出はなかったな。実際引きこもってただけだし。

 でも、このダンジョンに来て俺は変わった。


「おれは人間をやめたぞ!」


 このダンジョンが光り始める。どうやら本当に転移するようだ。でも、俺と絵里香には


「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ。ハイ、オッパ「いいいいいいいいいいやああああああああああああああ」」









 狭間の世界から俺たちは消えた。


誰も読んで無いと思うけど一応書いときます

更新頻度下がります

待ってろーーーー、キャンパスライファアアアアアアーーー!!(3年目)

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