第3話 お仕事下さい
拡散よろしくお願いします。
さあ仕事探すか!
と、言ってもな~この時代もゆうて結構仕事の候補はあっても出来るかだな~
とりあえず農民はなしだな!農作業面倒だし、
となると残っているのは武士か町人か商人だな。
武士は刀の心得がないから無理!
町人は例えば大工とかだったよな、つらそうだし無理!と、なるとやっぱり商人しかないよなー
しかも都合よく電卓もあるし!
「どこで働かして貰おうかねー」なんて呑気なことを考えれたのもつかの間もう5件ほどまわってるがどこも手が足りてるだったり、火の車で雇えなかったりと断られ続けた。
「考えが甘杉田玄白も解体新書書いちゃうよ」
と半ば現実逃避に考えつつ町をブラブラしていると遠くから何かが走って来る音がした。
振り返るとリヤカーのような者をひいて全力疾走してくる人がいた。俺はとっさに避けた。しかし、その先の道を見るとちょうど道のど真ん中に小さな男の子が立っていた。危ない!と思いとっさに走って助けに行った。長距離走には自信はないが短距離走だったらかなり自信はある。なんとかリヤカーより走って男の子を助けることに成功した。「バカやろー!ちゃんと前見て走れよーー」リヤカーのやつに嫌な顔をされた。だが助けることはできたから万々歳だ。「大丈夫か?ケガは無いか?」「うん!お兄ちゃんありがとう!」
その時、この子の両親と思わしき2人が歩いてきた。「我が子の命を助けてくださりありがとうございます。」「是非何かお礼をさせてください。」「ひとまず我が家へ!」結構押しが強い両親だ。そして案内された場所はそこそこ大きな呉服屋だった。「先ほどは誠にありがとうございます」「何かお礼を、ぜひ!」「じゃあお願いが一つ」「はい!なんなりと!」「俺をここで働かしてくれ!」
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