表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目立たず静かに過ごしたい!  作者: 文月灯理
第二章 祭りだわっしょい神遊祭!
44/133

やりすぎたかもしれない①

式神トーナメントから二日経ち、俺は神遊祭の観客席にジュース片手に座っていた。



「ねえねえ、君一人?」



 こういう場所でもナンパ目的でここにきている人がいるようだ。通行の邪魔にしかなってないぞ。するなら競技終了してからにしろ。



 そういう俺の目的は、神遊祭四日目の競技種目である個人トーナメント戦を観覧すること。



わざわざ会場に来なくてもテレビで観れるのに、七瀬さんに無理を承知で頼み、神遊祭運営委員会から観客席を融通してもらったのには理由がある。



それは無論、音無君が出場するからであり、活躍を直にこの目で見ておきたかったからだ。《雷神の義手》を使うから、その性能を見ておきたいという思惑もあるけど。



「おーい、無視しないでよ」



 まだナンパを続けているようだ。無視されても挫けないのには感心するが、されている方には迷惑でしかないだろうに。聞いてるこっちも少しうんざりする。



「ねえ、そこの君」



グッ、と誰かに肩を掴まれた。誰だよ馴れ馴れしいな、と思い振り返ると──



「お、やっと反応した」



 俺の肩を掴んだのは、さっきから聞こえていたナンパをしていた男。



「ねえ、彼女一人?」



 何言ってんだコイツ、確かに俺は中性的な童顔だってことは把握しているが──



 ……あ、そうだった。



 今、俺は女だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ