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エンディング(挿し絵あり)
僕の名前はロゼといいます。
赤ワインと白ワインの樽の間に寝かされていたので、そんな名前になりました。
今、イストメーア帝国の皇立学園で、語学や経済学を学んでいます。
周りはみんな優秀で、初めて習う難しい事ばかりだけれど、サウスシャディーダの第九王子殿下が下地を付けて下さっていたお陰で、着いて行く事が出来ています。
学ぶ事はとても楽しいです。
切磋琢磨できる友達も出来ました。
学校ってこういう物だったんだと、日々新鮮な発見で一杯です。
将来は、国を渡る仕事に就いて、色んな土地の色んな景色に触れられたらいいなと思っています。
後見人の役人さんは、先日外務卿に就任なさいました。
忙しい時間を割いて、僕を様々な場所に連れて行って下さいます。
お礼に、毎日のメタボ体操に付き合ってあげています。
おまけの人生のつもりでしたが、周りの人たちのお陰で、とても充実して過ごせています。
毎日ちゃんと生きる事が出来ています。
本当に感謝しかありません。
ありがとう、ございました。
――とある朝、サウスシャディーダ、ノースフレイク、ウェストパレスの、小さなタブロイド紙にそっと寄稿された手記――
~Fin~




