表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
道標  作者: 鈴木澪人
現在編
1/40

プロローグ

 都心のホテル、夜景を見ながら香り高いブランデーのロックを口に含む。

しっかり締めていたネクタイをゆるめ、近くにあった一人掛けソファーに身を沈める。


先程までにぎやかだった娘たちも疲れたのか2人仲良くベッドで眠っている。


飲み終えたグラスをテーブルに置き再び立ち上がって夜景を眺める。


「あなた…」


 子どもたちの様子を見てきた妻が声をかけてきた。妻に緩めていたネクタイを外され、上着を脱がされ、そのままクローゼットに片付けてくれた。


 その間に、妻の好きなシャンパンをバーカウンターから二つ用意し戻ってきたタイミングで渡した。


「改めてお祝いしましょ」妻が嬉しそうに微笑みかけながら言った。


 小さくシャンパングラスを合わせると

ティンと鳴り響き妻は嬉しそうに一口飲み込んだ。


今回の成果は、妻の協力なくしてはなし得なかった。本当に自分には必要な存在だ。


何かを切り捨ててまで必要とする存在だ。


最後までお読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ