第2章:出会いと甘い謝罪
(高校から帰宅して)
ハクリの母:ハクリくん、店員の一人が病気になったの。ちょっとだけレジを手伝ってくれない?
ハクリ・カスミ:…うん、お母さん。いいよ。(よし、これで少し練習できる)。
(ハクリはベルが鳴るまで、黙ってドーナツを並べていた)。
白崎ハナ:えっと…こんにちは…
ハクリ・カスミ:(あの声?また彼女か!まさか…)こんにちは…シ、白崎さん。(深呼吸、落ち着け。彼女の声に緊張してしまう)。
白崎ハナ:あの…ドーナツをいくつか買いたいんですが。
霞ハクリ:(頬はイチゴジャムより真っ赤で、手が震えている。なんて可愛い子なんだ!思わず笑みがこぼれてしまう)。はい…何個にしますか、白崎さん?
白崎ハナ:えっと…3個だけ。
霞白里:(なんでそんなに震えてるの?可愛すぎる!)
(白里が箱を渡すと、ハナは飛び出すように走り出し、あちこちにぶつかりそうになる。)
霞白里:(またあの様子だ。走って、照れて、不器用で……でもすごく可愛い。彼女が去っていくのを見ていると、どうして笑みが止まらないんだろう?)
店員:おい、ハクリくん、その目つきで客を怖がらせるなって言っただろ。
カスリ・ハクリ:黙れ
(翌日、学校にて)
タカギ・レン:おいハクリ、なんでこんなに遅刻したんだ?
カスリ・ハクリ:(またレンか?無視したほうがいいな)。
森田大輝:ああ、いつものように早く来ると思ってたんだけど。
(教室の外から、大きな目と赤らんだ頬をしたハナが現れる)。
白崎ハナ:えっと…ハクリくん?
霞ハクリ:(いた。また僕を待ってる。ドキドキが止まらない!しかも友達が騒ぎ立ててて……)
高木レン:兄貴……あれ見てる?
霞ハクリ:(もちろん見てるよ!無視なんてできない)。
森田大輝:みんな見て!超可愛い女の子がハクリくんを迎えに来たよ。
霞白里:(大樹は大げさだけど、なんだか笑えるな)。
清水海斗:落ち着いて、まだ何も起きてないよ。
霞白里:(海斗はいつも真面目だな。現実を見させてくれてありがとう)。
(廊下で生徒たちがざわついている)。
生徒1:あれ見た?ハクリくん、外で女の子に待たれてるよ。
生徒2:しかもめっちゃ美人!
(ハナは顔を赤らめ、うつむく)。
カスリ・ハクリ:こんにちは、シロサキさん。(その照れくささに胸がときめく。周りの人なんてどうでもいい)。
白崎ハナ:あの…昨日のこと、謝りたくて。あんなふうに逃げ出してしまって…
霞ハクリ:(あのピンク色の頬と、うつむいたその目…もっと彼女を知りたい!)気にしないで、白崎さん。あの時、僕だって何て言えばいいか分からなかったんだ。
白崎ハナ:お手数じゃなければ……放課後、一緒に何か食べに行かない?
霞ハクリ:(今、そう言った? あんなに恥ずかしがり屋なのに、誘ってくれてる! 断れない)。
高木レン:信じられない、これってすごくキュートだ。
霞ハクリ:(黙って、レン!今、あなたのコメントなんていらない)。
森田大輝:何を食べるのか…そして、二人に何が起こるのか、早く見たいな。
霞白里:(大輝はいつも冗談と好奇心を混ぜてくる…さすが)。うん、ぜひ一緒に行きたいな。
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