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第24話 島が呼んでる!?

~即席バカンスツアー出航!~


波打ち際でぼんやりしていた七海は、ふと沖に影を見つけた。


「あれって……島?」


水平線の向こうに、小さな緑の影が浮かんでいる。

旅人の血が騒いだ。


「行ってみたい……いや、行くしかない!」


万能の道具箱から、ぽんっとカヌーを取り出す。


「え、二人乗り? ……まあいいや」


一人でパドルを漕ぎ、ざぶんざぶん。

途中でカモメに「がんばれー」と言われてる気分になったり、

ちょっとバランスを崩して海に落ちて「冷たっ!」と叫んだり。


「でもこれ、最高すぎる!」


そうして辿り着いた小島は、小さな楽園のようだった。

白い砂浜にヤシの木っぽい植物。南国の香り。


「わー……観光パンフに載せたい……いや、ここ異世界だった」


レジャーシートを広げて昼寝、

木に登ってココナッツ風の実を割り、ジュースを味わう。


「ふぅ~、これがほんとの無人島ライフってやつか」


夕焼けに照らされる海を見つめながら、七海はしみじみ。


「また来よっと。観光リピーター一号は私だな」


その頃、島の反対側で釣りをしていた漁師は首をかしげていた。

「あれ……今、見慣れない船で上陸した人、いたよな?」

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