登場人物
本当に蛇足です。
●リット・リトン(一級宮廷書記官)
長い茶髪を三つ編みにした翠目の青年。
大の紅茶好き。強制労働は嫌い。
爵位なし。だけど、いろいろ情報通。
●トウリ(侍従)
リットの侍従。十四歳。
物語好き。
好きな書籍は<白雪騎士物語>。
●ジン(近衛騎士団 副団長)
灰色の髪で長身。国内随一の剣の腕を持つ。
さらっと貴公子な言葉を吐く、リットの親友。
●ラウル(第一王子)
金髪紫目は王族の証。タギは実弟。
リットに無茶ぶりをする素敵な暴君。
●タギ(第二王子)
金髪紫目の夢見る無謀サマ。ラウルは実兄。
高飛車な公爵令嬢が婚約者だが、
気になっているのは弱小貴族のご令嬢。
●ヴァローナ・フィルバード(公爵令嬢)
タギの婚約者。
人々から賞される悪役令嬢の筆頭。
いつも三人の侍女を引き連れている。
●スミカ・スコット(子爵令嬢)
栗色の髪に青い目の才女。
隣国に留学していたが、最近帰国した。
文学や物語が好き。語り合うのが好き。
●タルガ(近衛騎士団所属 騎士)
黒髪の腹黒タルガ。詩の才能なし。
性格はユーリより、やんちゃ。
彼女募集中です。
●ユーリ(近衛騎士団所属 騎士)
茶髪の策士ユーリ。彼女は街娘の花売り。
物腰はタルガより柔らか。
だから先に彼女ができるのかもしれない。
●ミズハ(三級宮廷書記官)
雉の一枚羽根を身に着ける少年。
良い子、できる子、素直な子。
●バルド(宮廷書記官長)
長い白髭を撫でる癖がある。
紫檀の執務机を愛用。苦労人。
●スピルド・フラス(侯爵家嫡男、一級宮廷書記官)
王前名は、スピルド・フラス・ヴァーチャス。
筆名ピルオードで、
<悪役令嬢は深紅の薔薇と散る>を執筆した。
軽薄な態度で爵位なしのリットが嫌い。
●クード(インク屋 店主)
黒髪のくせっ毛が特徴的な青年。本好き。
リットに「長い恋文代筆」を依頼中。
実は甘党。
●ニルド・スコット(子爵)
スミカ嬢の父。学者肌。
本来なら王へ謁見は許されない身分。苦労人。
●フルミア王(国王陛下)
<銀雪の国>を治める王。
王妃の親友でもあった実姉は故人。
王妃がフィルバード公爵の実妹なので、公爵は義兄。
●フルミア王妃(王妃殿下)
微笑みがチャーミングな女性。
フィルバード公爵が実兄なので、ヴァローナは姪。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!