第04話 世界の現状
今僕たちは、洞窟の中を歩いていた。
「申し遅れたな、私の名前はレオンだ。短い間だろうがよろしく頼むな。」
「あっ…僕の名前は朝霧 翠です。よろしくお願いします!それで…この世界とレオンさんたちの目的を教えていただけませんか?」
「ん?あぁそうだったな。じゃあまずはこの世界について話そうかな。この世界には6つの国がある。
火の国 ファイム
水の国 オーシャン
木の国 ロスティア
風の国 ウィーロ
光の国 サテライト
闇の国 ドゥオルス
この6つの国があり、もともと、この世界には大小含めて約20個程国があったのだが6つを残して全て魔王によって滅ぼされてしまった。今では世界の約5割は魔王の領土になってしまった。そして、世界の中心には世界樹の木がある。その世界樹は魔物を寄せ付けない力があり、世界樹に近づけば近づく程その力が強くなる。もし、世界樹がなくなってしまうと、我々を守っていた力がなくなって魔物が容易に侵入できるようになってしまう。これが今の世界の現状だ。」
「そうだったのですね。世界のことを知れて良かったです。それで、目的は…」
「わかっておる。私たちの目的はだな。我が国の姫を助けることだ。」
「姫?どこのです?」
「光の国の王女 アリス・サテライト様だ。言うのを忘れていたが、私たちはサテライト国の者だ。首謀者はドゥオルス国のはずだ。」
「なんでドゥオルス国だと思うのです?」
闇の国以外にも火とか水とかいろいろあるのに…。
「あぁ、国には敵対関係と友好関係があってだな。例えば、火と水、光と闇…まぁそんなことは姫を助け出したらいくらでも教えてやる。ほら、前を見ろ。もう少しで姫の場所にたどり着くんだが…。ドゥオルス国の奴だ。あいつは傀儡魔法を扱い、人形を操って攻撃してくる厄介な奴だ。剣はこれを使え。無いよりはマシだろう。」
「わかった。ありがとう。全力で行くよ。」
『ようやく喋れる…。あのおっさんお喋りが長いんだよな~。で、敵は…8人。殺れるか?』
さっき思い付いた技を試してみたかったんだよ。まぁなんとかなるさ。
『安直だな~翠、まぁ俺はそういうところ好きだけどなぁ。せいぜい頑張りな。』
「来た!」
俺は剣を身構えた。




