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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

人外パーティーまんじゅう屋 〜記憶喪失の俺に押し付けられたまんじゅうがモンスターだった上に数が尋常じゃないので食える奴を勧誘する〜

 気づけば俺は何故か森の中で寝そべっていた。

 しかも全裸で。

 困惑の最中、側にいたトンデモ不審人物に白くて柔らかいモノを口に突っ込まれる。

 それは脳が蕩けそうなほどに美味い"まんじゅう"だった。

 今後、大量のまんじゅうが食える、と不審人物——アールが怪しげな契約を持ちかけてくる、が。

 何もかもが怪しい。

 しかし、まんじゅうの美味さにぐらついた俺は契約書に名をかけと言われ、気付いた。

 名前が分からない。俺自身に記憶が全く無いのだ。

 不安を抱いた俺は契約を拒否する。

 その時だ。意味のわからない事に、地面に転がってしまった"まんじゅう"が俺たち二人に牙を向いて来た。

 訳もわからず、どうにか襲いくるまんじゅうを宥めて解決し、街へと到着した俺たち。

 記憶のない俺には困難が待っている……かと思いきや、ギルドで俺の正体が酷く驚くほどあっさりと判明。

 正体が分かったとしても、何一つ戻らない記憶に混乱しながら、ひとまず体を休めようと宿に向かうと、薄暗い路地に割れた鏡が落ちていたのを見つけた。

 割れた鏡が捨てられているという違和感はあるが、それは問題ない。

 問題なのは映っていたもの、映らなかったもの、だ。

 鏡に映っていた俺は、下半身が映っていなかった。

 そして鏡に映っている筈のアールは……見るもおぞましい黒いうねりのみ、鏡に映っていたのだった。

【これは、普通の人が食えば確実に気が狂う大量の"まんじゅう"を食い切るため、記憶喪失の主人公が人外レベルの精神と胃袋を勧誘する物語です】

*不定期更新
*カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
一章 封印されし生臭い右腕
とってもお得な契約
2022/10/02 19:39
饅頭と和解せよ
2022/10/02 19:40
取り調べ
2022/10/02 19:45
正体を知る旅
2022/10/02 19:47
割れた鏡に映る姿
2022/10/03 07:00
喧嘩
2022/10/04 07:00
ロンジの持論
2022/10/05 07:00
愛用のビーサン
2022/10/06 07:00
2022/10/07 07:00
星の救世主
2022/10/08 07:00
アール勧誘
2022/10/09 07:00
図書室の少年
2022/10/10 07:00
荷物持ち
2022/10/11 07:00
ゴブリンの洞穴
2022/10/12 07:00
魔族
2022/10/13 07:00
そこに落ちてる右腕
2022/10/14 07:00
市場の氷
2022/10/15 07:00
封印に必要なもの
2022/10/16 07:00
鱗集め
2022/10/17 07:00
丸っと記憶喪失なだけ
2022/10/18 07:00
袖の下のお饅頭
2022/10/19 07:00
勇者達のトラウマ
2022/10/20 07:00
ずっと側に居た
2022/10/21 07:00
二度目の死
2022/10/22 07:00
饅頭百個分の男
2022/10/23 07:00
饅頭の力
2022/10/24 07:00
愛と殺意
2022/10/25 07:00
二章 竜の瞳にいのりを灯せ
呪いの耐性
2022/10/26 07:00
胃袋募集
2022/10/27 07:00
斑らなレッドドラゴン
2022/10/28 07:00
黒蝶付き
2022/10/29 07:00
生きて帰るまでが依頼
2022/10/30 07:00
グラフォリオン
2022/10/31 07:00
獲物の命乞い
2022/11/12 07:30
イースとイノ
2022/11/19 09:34
前夜祭の代理人
2022/11/26 08:00
影武者
2022/12/03 07:29
不審者
2022/12/17 07:29
スケルトン
2022/12/24 07:29
ネクロマンサー
2022/12/31 07:29
白い部屋の壁
2023/01/07 07:29
骨砕き
2023/01/14 07:29
叡智の亡霊
2023/01/21 07:29
任された
2023/02/04 00:01
入場チケット
2023/02/18 07:00
鎧の右腕
2023/02/25 07:29
とても素敵な鱗ですね
2023/03/04 07:23
イース勧誘
2023/03/18 07:09
呪いの意味
2023/03/25 07:00
まんじゅう屋
2023/04/01 07:06
招かれざる客
2023/04/08 07:09
我が汝の憂いを断つ
2023/04/14 22:06
赤薔薇の炎
2023/04/21 21:26
勝負しようぜ
2023/04/29 07:00
空の旅
2023/05/05 22:07
ドラゴンを騙すなら
2023/05/13 07:00
竜の瞳
2023/05/20 07:00
ポーン5
2023/05/27 07:00
地の底まで
2023/06/03 07:00
俺の魔石はどこいった?
2023/06/10 06:49
全く同じモノ
2023/07/08 06:53
三章 太陽が堕ちた日
シロイノ
2023/07/15 06:48
盗まれた太陽
2023/07/29 06:54
来るのが遅い
2023/08/05 07:00
陽の光
2023/08/12 07:00
泥の指
2023/08/19 06:58
消えた理由は
2023/09/02 07:00
足と魔石
2023/09/16 06:44
スワン勧誘
2023/09/30 06:46
落ちた太陽
2023/10/07 06:44
人が砂になる
2023/10/14 06:44
幼いわたしの夢
2023/11/04 06:44
牢の先客
2023/11/11 06:44
迎えに来た
2023/11/18 06:45
半分足りない
2023/11/25 07:00
運命
2023/12/02 06:39
相性が悪い
2023/12/09 06:51
正しさの証明
2023/12/16 06:50
知られた上で
2023/12/23 06:54
沈黙する泥
2023/12/30 06:29
まんじゅう屋の不思議な客
2024/01/06 07:00
ぐるぐる巻きのアール
2024/01/20 06:43
突然のパーティー自己推薦
2024/01/27 07:00
新たなパーティーメンバー
2024/02/10 06:58
四章 花の鎮魂祭と時の牢獄
月見と神隠し
2024/02/24 07:00
女神様のお役目
2024/03/02 07:00
消えた封鎖
2024/03/09 05:26
花の神殿の姿
2024/03/16 02:21
封鎖を探せ
2024/03/23 04:23
魔を封じる鎖
2024/04/06 23:28
花に群がる黒い蝶
2024/04/13 05:40
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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