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第1話。

俺の名前は、夏希。家が隣の幼馴染、こころと、いつもの帰り道を歩いていた。


な)今日は、このあとどこも寄らないで帰るか?

こ)...そうね。

こ)...逆に、どっか寄りたいの?

な)そういうのは、ないが。

な)まぁ、今日は帰るわ、

な)...すげー、疲れた。

こ)...あら。そうなのね

こ)...お疲れ様

な)そういうのいいから

な)...じゃあな。

こ)...またね


な)...はぁ、今日はいつもに増して疲れたわ、

(...カバンを部屋に投げた。)


な)...体育の先生、ほんと贔屓えぐいわ。


な)...はぁ。もう、このまま寝てぇ、


な)...風呂は、入るか。


(...少しして。)


な)...さっぱりした。


な)...はぁ。もう寝よ、


な)...俺ってなんなんだろうな。


もう、生きる理由が見当たらない。

ずっと、失敗続きの人生だ。

いっそのこと。

生まれ変わって、もう一度。

いや、誰かに。

...守られたいな、


な)...痛った、なんだよこれ、

(...全身が、針に刺されてるよう)


意識が遠のいていく。


な)...いて、、え。


気づいたら。意識はもう。


海の底だ。


太陽の光が、差し込み、部屋を照らす。


もう。朝だ。


そろそろ、起きないと、


はぁ。とため息をついた、


な)...あ?なんか、耳気持ち悪いな、


変な音がする。

高くて、細い。

まるで。自分の声じゃないかのように。


な)...1日変だったら、病院だな。


言葉が喉を通る度に、背筋に冷たいものが走る。


はぁ。とため息をつき、立ち上がろうとした。


な)...あ?

な)...なんだこれ。


視界がいつもより低い。

足が床に着く感覚が、昨日とは決定的に違う。


な)...この椅子。こんな高かったか、?

な)...変だ。まだ、夢か、?


重い身体を叩き起こし、急いで洗面台に向かった。

...鏡を見るのが、怖かった。


な)...とりあえず、顔洗って、...あ?

な)...だれ、だ。...これ。


鏡には見たことがない、銀髪の女が立っていた。


な)...はぁ、俺疲れてるわ。まじで。


な)...まだ。夢、見てんのかよ。


と、頬をつねった。


な)...痛った。


な)...あ?...まじで、どういうことだ。

な)...理解が、追いつかねぇ、


鏡の中の女が、俺と同じタイミングで、怯えた顔をして立ち尽くしていた。


な)...意味がわからない。

な)...どういうことだ、?


自分の身体なのに。

誰かに、誰かに奪われた。

...みたいだ。


ガチャ。


と、無作法にドアが開く音がした。


こ)...夏希。学校、行くわよ。

な)...あ、いや。...ちょっと、待ってくれ。

こ)...なによ。まだ寝て...


こころの言葉が、止まった。


そこには。パジャマが肩からずり落ちた状態で、鏡の前で立ち尽くしている俺?がいる。


こ)...あら。


(…一瞬だけ、視線が止まった。)

驚いた、というより“確認”しているような目だった。


こ)...だれ、よ。……この子。

な)...今、よくわかんねー状況なんだ。……俺も、混乱してて。

こ)...ふふ。


こころが、1歩部屋に入ってくる。

...なのに、最初からそこにいたみたいな気がした。


こ)...かわいくなったわね。

な)...は?

こ)...すごく、似合ってる。…ドッキリか、なにかかしら。

な)...そういうのじゃねーよ!…鏡、見てみろ。俺なんだよ、これ。

な)...やっぱり、お前から見ても…。…これ、俺に見えるか?

こ)...ふふ。

こ)...さっきから、何を言ってるのよ。

な)...俺も、わかんねーんだよ!


と、詰め寄った。

こころを、見上げた。


な)...こころ。……お前。

な)...身長、伸びたのか、?


肩の位置が、いつもと決定的に違う。


こ)...ふふ。

こ)...夏希が、縮んだだけじゃないかしら。

(...そっと、頬に触れた。)


な)...縮んだ…?

な)...意味、わかんねーだろ。そんなの。

こ)...ふふ。

こ)...いいじゃない。

こ)...こっちの方が。…私は、好きよ。

な)...そう、言われてもなあ、

な)...これは俺じゃないわけだし

こ)...そうねぇ、

(...少し間があった。)


こ)...前の夏希も、...かっこよくて好きだったわよ。

こ)...今のあなたも。...いいわね、

(...視線が刺さる。)


な)...ありがとう。

な)だが、こころお前。

な)...受け入れるの早すぎじゃないか?

な)...考えても見ろ?

な)...幼馴染が急にこんなになってるんだぞ、?

な)...なんで少しも動揺しないんだ、?

(...少し、首をかしげた。)


こ)...と、言われてもねえ、

こ)...たしかに、

こ)...前の夏希に戻らなかったら、寂しいわよ?

こ)...でも、今は今で、可愛らしいし、

こ)...ふふ。


な)...こころ。

な)...お前はほんと、楽観的だな、

こ)...あら、そうかしら。

な)...どうしよう。この先、

こ)...そうね、

こ)...でも、私がいるから大丈夫よ

(...まるで、それが当然みたいに言った。)


な)...まぁ、そうだが。

な)...とりあえず。

な)...今日は学校を休もう、

こ)...あら、休んじゃうの

な)...そりゃそうだろ。

な)...このままじゃ、行けないだろ。

こ)...まぁ、それもそうね

な)...男の服じゃ、完全にサイズ合わないしな

こ)...そうね。私の服でも

こ)...ふふ。小さくてかわいいわね

な)...こころから、見下ろされるなんて

な)...いつぶりだろーな、

こ)...小学生ぶりくらいかしらね。

な)...はぁ。

と、深くため息をついた。


な)...とりあえず。今日は学校を休むぞ。

な)...こころもだ。

こ)...わかったわ


な)...とりあえず、どうしようか。

こ)...服は必要ね、あとは、

こ)...シャンプー、とかかしら。

な)...いらないだろ

こ)...男の人のシャンプー使ったら、髪の毛傷んじゃうわよ?

こ)...戻る保証なんて、ないものね。

(...当然のように言った。)


な)...あ?明日にはどうせ治ってるだろ

こ)...まぁまぁ。とりあえず買いに行きましょ?

な)...このままじゃ、外出れねーな。

こ)...そうね、

(...少し間があった。)


こ)...私が昔使ってたジャージならあるわよ?

な)...それで

な)...いい。

こ)...わかったわ。じゃあ、持ってくるわね

な)...ありがとな


な)...サイズ合わねーから大変だな。

こ)...あら、独り言?

な)...な。こころ、もう戻ってたのかよ

こ)...家横よ、?

な)...たしかにな。

な)...ありがとな。

な)...じゃあ、着替えるから

な)...そっち、向いててくれ。

こ)...わかったわ。


な)...これでも、でかいな。

こ)...やっぱり、体は完全に女の子ね。

な)...あ、

な)...見んなよ。

こ)...ふふ、ごめんなさい、

こ)...まぁ、いいじゃない。

こ)...女の子同士よ?

(...当然かのように言う。)


な)...今は。そうなのかもしれねーけど。

こ)...まぁ、いいじゃない!

こ)...着替えたところだし、

こ)...買い物。行きましょ?

な)...あー、調子狂うわ。

な)...行くぞ。


こ)...まずは、どこから行くの?

な)...先に、下着、買っていいか

な)...ぶかぶかで気持ち悪い。

こ)...ふふ。そんな顔で、そんな事言わないでよ

な)...うるせえ、

な)...その後、服だな。

こ)...わかったわ


な)...こんなにあるんだな。

な)...履ければなんでもいいな、

こ)...せっかくだし、真剣に選んでみたら?

な)...はぁ。たく。わかったよ。

(...少し考えた。)


な)...これとか、どうだ。

(...白色の下着を手に取った。)


こ)...あの夏希が、こんなかわいいのを

(...少しだけ目を細めた。)


な)...うるせーよ。

な)...もう、いいだろ。早く買いに行こーぜ。

こ)...ふふ。そうね

こ)...行きましょうか

(...クスッと笑っている。)


な)...こころ、お前、まだ笑うか。

こ)...笑ってないわよ。ほら行きましょ。ふふ、

な)...はぁ。もう、調子狂うわ。


な)...トイレで、履き替えてくる。

こ)...そうね、

こ)...行ってらっしゃい、

な)...だから、笑うなって

こ)...ふふ。


こ)...やっと戻ってきたわね、

こ)...遅いわよ?

な)...どう履けばいいか迷ってな、

な)...あと。なくて。あれが。

こ)...それは。残念だったわね。

こ)...普通でいいのよ

な)...わかんねーもんは、わかんねーよ。

こ)...ふふ、じゃあ次は服ね。


な)...服屋とか、久しぶりだわ。

こ)...夏希いつも同じ服しか着ないもんね

な)...うるせえー、

な)...服にお金かけるの、もったいないだろ。

こ)...だからモテないのよ

な)...別にモテなくていいんだよ

な)...興味ねーし、

こ)...そうねー

な)...適当すぎだろ。

な)...どれ、がいいのか。わかんねー、

こ)...うーん、じゃあ私が選ぶわね

な)...あぁ。ありがとう、

こ)...これとか、どう?

な)...こんなの、似合うのか、?

こ)...今の夏希ならね

な)...なんか、やだな。その言い方

こ)...事実を言ったまでよ。

な)...それは分かってるんだが。

な)...まぁ、いいや。

な)...1回、着てくる。

こ)...行ってらっしゃい

な)...ああ、


な)...似合ってる、か?

(...少しだけ恥ずかしそうに言った。)


こ)...やっぱり、似合うと思ってたわ。

な)...あ?なんだよ、それ

こ)...すごく。似合ってるわよ、

こ)...ほんと綺麗な銀色ね。

な)...ああ、髪の毛か、

な)...いや、服を見ろよ。

こ)...そうね、

こ)...似合ってるわよ

な)...なんか、よかった。

こ)...そうね。

こ)...これと、もう1着くらい欲しいわよね

こ)...これも、着てみて


な)...どうだ、?

こ)...あら、似合ってるわよ

な)...よかった。

こ)...とりあえずは、服はこれで良さそうね

な)...ああ、あとは、何が必要だ、?

こ)...シャンプーくらい、かしら、

な)...わかった。

な)...会計。してくる

こ)...行ってらっしゃい


な)...買ってきた。

な)...ひとつ聞きたいことあるから、

な)...1回トイレ来てくれないか?

こ)...なによ


な)...これ。つけなきゃだめなのか、?

こ)...当然でしょ?

な)...これだけは、一線を超える気がして、どうしてもつけたくないんだが。

こ)...でも、つけないと、痛いわよ、?

な)...少しだけ、考えさせてくれ。

こ)...わかったわ。

(...少し沈黙が流れた。)


な)...わかった。

な)...付け方。教えてくれ、

こ)...いいわよ。


な)...ここを、こうするのか、?

こ)...そうよ

こ)...はい、おわり

な)...ありがとう、

な)...なんか、嫌だな。

な)...認めたみたいで。

こ)...そうね。

な)...一線、超えた気がする。

こ)...まぁ、いい経験じゃないかしら、


な)...くそ。

な)...そわそわする、

こ)...最初は慣れないわよね

こ)...すぐよ。

な)...別に慣れなくていいわ、

な)...今日だけかもしれないしな

こ)...そうね。

こ)...そうだといいわね、

な)...どういう意味だよ。

こ)...そのままよ。

こ)...シャンプー買ったら1回家戻りましょ?

こ)...せっかくだし、着替えて出かけましょ?

な)...それは、いいが。

な)...どこ行くんだ、?

こ)...そうねー、

こ)...喫茶店でも行きましょ?

な)...わかった、


な)...シャンプーは、どれがいいんだ、?

こ)...そうね、私は、これ使ってるわね

な)...じゃあ、これでいいか、

こ)...そうね、それがいいわ。

な)...会計、言ってくる。

こ)...はーい


な)...戻った、そういえば、このあと1回帰るのか

こ)...そうね

こ)...たまには、こういうのもいいわよ。

な)...そういうもんか、?

な)...まぁ、いいけど。

な)...じゃあ、帰ろうぜ

こ)...そうね


な)...なぁ。

な)...スカート、履いてみたいんだが。

な)...こういう時じゃないと、履けないだろ、

こ)...そうね、いいと思うわ、

こ)...せっかくだしね、

こ)...帰り、買って行きましょうか

な)...ああ。うん、


こ)...ここで買いましょ?

な)...ああ。


こ)...これとか、柄かわいくない?

な)...あんまわからん。

な)...まあこれでいい。

こ)...試着しなくていいの?

な)...まだ。

な)...心の準備ができてねーから。

こ)...そうね。

こ)...家帰ってから履いてみましょうか

な)...そうだな


な)...やっと、家だな。

こ)...そうね


ドアを開けた。


な)...はぁ、やっぱ。きもいな

こ)...なにが?

な)...なんでもねー。

こ)...そう。

(...少し間があった。)


こ)...とりあえず、着替えましょ?

な)...わかってる。

な)...そっち向いててくれ

な)...わかったわ


な)...スカート、どう履けばいいんだよ、

こ)...最初からそっち行くのね、

な)...ずっと、履いてみたかったからな

こ)...やっぱみんな、そういうこと思うの?

な)...そんな話でないから知らねーよ、

こ)...そう。


こ)...もう。

こ)...普通に履くだけよ?

な)...初めてだからしゃーねーだろ、

こ)...そうね、


な)...スースーする。

な)...いつも、こんなの耐えてるのか、?

こ)...慣れたら、別になんも感じないわよ

な)...すげーな、

な)...もう、いい気もするな、

こ)...あら

こ)...今日くらい履いてたら?

な)...ああ、まぁそれも、確かにだな。

な)...明日はもう履けねーかもしれねーし、

こ)...じゃあ決まりね。

こ)...とりあえず、出かけましょ?

な)...ああ。


ドアを開けた。


な)...なんか変な感じするな。

こ)...どうしたの?

な)...これで、外歩いてるの、落ち着かねぇな。

こ)...そのうち、慣れるんじゃない?

な)...まぁ、そうだが。

な)...外の方がずっとスースーするな、

(...少し、服を抑えた。)


こ)...まぁ、そうね

こ)...そのうち慣れるわよ。

な)...慣れなくてもいいんだけどな

こ)...まぁそうね。


な)...なぁ、こころ。

こ)...どうしたの?

な)...ここのパンケーキ。美味そうじゃね

こ)...夏希、こういうの好きだったかしら

な)...なんかうまそうじゃん

こ)...そうね

こ)...じゃあ、ここにしましょうか


な)...こころ、

こ)...どうしたの?

な)...先入ってくれないか?

な)...こういうとこ入った事ねーから。

こ)...いいわよ

な)...ありがとう


な)...うまそう。だな

な)...俺はこれにする

こ)...ほんとにそれにするのね

な)...どうかしたか?

こ)...いえ、なんでもないわ、

こ)...たしかに美味しそうね

な)...だろ?

な)...うわー、楽しみだな、

な)...早く頼もうぜ

こ)...そうね。

こ)...じゃあ、店員さん呼ぶわね


な)...こころ、ほんとすごいよな

こ)...なんのこと?

な)...いや、そういうの簡単にできるよな

こ)...普通でしょ?

な)...なんでもねーわ。

な)...まじで楽しみ

こ)...そうね、


な)...うわ、えぐ。

な)...美味そ。

こ)...美味しそうね

な)...もう、食べていいか?

こ)...別に聞かなくてもいいわよ

な)...ああ、すまん。

な)...いただきます。

こ)...いただきます。


こ)(...じっと、眺めている。)

な)...な、なんだよ。

こ)...ここだけ見たら

こ)...完全に女の子ね、

な)...うるせえ、

な)...いいだろ。

こ)...そうね

な)...ガチ美味いな、

こ)...ほんと、変な感じね。

な)...なにがだよ

こ)...いえ。なんでもないわ、

な)...よくわかんねーな。


な)...ごちそうさまでした。

こ)...食べるのほんと、早いわね

な)...美味いもんなんだから、しゃーないだろ、

こ)...そうね。


こ)...私もごちそうさま。

な)...もう出るか?

こ)...そうね。

こ)...もう出ましょうか

こ)...ここは私が出すわね

な)...いや、いいよ。

な)...俺が、出すから。

こ)...あら。

こ)...ありがとね

な)...おう、


な)...早く帰ろうぜ、

な)...慣れなくて、気持ち悪い、

こ)...慣れるために、履き続けてみましょ?

な)...絶対やだね。

こ)...そう。

こ)...まぁ、帰ってから考えましょ

な)...だな。


な)...やっと、ついた。

な)...遠いわ、

こ)...そうかしら

こ)...私はもう慣れたわ、

な)...いや。

な)...なんでもない。

こ)...どうしたの?

な)...明日も学校行けねーな、これじゃあ

こ)...そうね、

な)...まぁ、ないとは思うが。

な)...このままなら、

な)...先生に話してみる。

こ)...普通に行く訳には、

こ)...いかないわよね、

な)...そりゃな。

な)...もしも。の話だから

な)...まだわかんねーけどな

こ)...そうなら。ね

な)...不吉なこというなよ、

な)...ほんとに、このままだったら。

な)...いや。考えたくなーな。

こ)...そうね。

こ)...そろそろ、入りましょ

な)...ああ。


ドアを開けた。


な)...はぁ。

こ)...大丈夫?

な)...別に。

こ)...そう。


な)...風呂。

な)...入りたくねーな、

こ)...あら、どうして?

な)...なくなってる。だろ、

こ)...あ、ああ。そうね。

な)...そしたら。立ち直れねーよ。

こ)...まぁ。確かにそうね、

な)...入らなくても、いいよな。

こ)...綺麗な髪

こ)...傷んじゃうわよ?

な)...別に、俺のじゃねーし。

こ)...そう。

(...少し寂しそうな顔をした。)


な)...なんで、そんな顔するんだよ。

こ)...なんとなく、ね。

な)...ん。

こ)...どうしたの?

な)...トイレ。行きたくなってきた。

こ)...あら。行けばいいじゃない

な)...やり方。わかんねーし、

こ)...あ、そうね。

こ)...教えようにも、教えようがないわね、

な)...どうしよ。

こ)...普通に、して。

こ)...拭くだけよ、

な)...あ、?

な)...わかんねーけど、

な)...もう。

な)...我慢できねえ、


急いで駆け込んだ。


な)...うわ。


と、頭を抱えた。


さっきも見たけど。やっぱ。


認めたくねーな、


こ)...どうしたのー?

な)...なんでもねぇ、


声出ちゃったか。


はぁ。これで、あってるよな。


流れる音だけが響いた。


こ)...大丈夫なの?普通にできた、?

な)...ああ。多分、な

こ)...さっきのはどうしたの?

な)...さっきも見たけど。

な)...ショックがでかくて、

こ)...あれ。の話しね。

こ)...明日には、戻ってるん、じゃない、?かしら。

な)...なら、いいんだけどな。

こ)...ほら。

こ)...お風呂入りましょ?

な)...あ?なんだよ。

な)...入りましょって

こ)...そのままの意味よ、?

な)...いや、意味わかんねーって、


こころは困惑した顔をしている。


な)...なんだよ。その顔

こ)...夏希こそ、どうしたの、?

こ)...ほら、早く入りましょ?

な)...まるで。

な)...一緒に入るみたいな言い方するじゃん。

こ)...だから。ずっとそう言ってるでしょ、?

な)...まじで、言ってんのか?


こ)...だから。そういってるわよ、?ずっと。

な)...最初だけ。

な)...1人にさせてくれ。

こ)...わかったわ。

こ)...準備できたら、言ってね。

な)...わかった、

な)...呼ばないって選択肢、ないよな。

こ)...そうね。

こ)...勝手に入っちゃうわよ?

な)...わかった、


鏡見るの、罪悪感あるな、


着替える時、見ちゃったけど。


ほんとに、俺の体なのか。


(...眺めていた。)


こ)...遅いわよ

な)...ああ、すまん。

こ)...入ってもいいかしら

な)...あと。

な)...5秒待ってくれ。

こ)...わかったわ。

こ)...5


(...少し息を飲んだ。)


こ)...4

な)...もう。

な)...入っていい。

こ)...はーい


こ)...あら。なんで顔隠してるの、?

な)...普通。隠すだろ、

こ)...別に、女の子同士なんだから、いいじゃない、

な)...そういう。

な)...もんだいじゃねーよ。

こ)...もう。

こ)...弱いわね、

な)...うるせーよ。

な)...俺は、見ないからな。


(...少し強く。手を掴んで、どかした。)


な)...やめ。

(...急いで目を瞑った。)


こ)...もう。

こ)...ほんと弱いわね、

な)...もう。

な)...そういう。歳じゃねーから。

こ)...あの頃はいつも一緒に入ってたじゃない、

な)...もう。

な)...変わったんだよ。

こ)...そう。


こ)...少しずつ。

こ)...慣れていけばいいわよ。

な)...慣れなくていいわ、

な)...治ったら、もう。

な)...ないからな。

こ)...それもそうね。

こ)...夏希はさ、

こ)...やっぱり

こ)...戻りたい?

な)...そりゃそうだろ

こ)...そうなのね

な)...なんだよ、

こ)...なんでもないわ。

な)...そうか。


こ)...こういうの。

こ)...中々ないし、楽しいわね、

な)...こころ、お前は楽しそうだな。

こ)...どうしたの。元気ないわね

な)...なんとなく。なんだが。

な)...少しだけ。ほんの少しだけ、

な)...もう。戻らないんじゃないか。って

こ)...あら、どうして?

な)...ここまで完全になってて、

な)...起きたら、はい、治ってました、

な)...とは、思えねーし。

こ)...でも、朝起きたら女の子になってたわけでしょ?

こ)...なら。逆もあるんじゃないかしら

な)...まぁ、それはそうなんだが

な)...なんとなく。

な)...なんか、戻らない気がしたんだよ

こ)...その時は、その時ね。

な)...早く、出ようぜ。

な)...これ以上。見たくない。

こ)...そうなのね、じゃあ、急ぎましょっか。

な)...おう、


な)...やっぱ。これつけるの抵抗あるわ。

こ)...つけなきゃだめよ?

な)...わかってるよ、

な)...うわ、やだな、

こ)...大きいんだから。

こ)...ちゃんとつけなきゃだめよ?

な)...わかった。


な)...今日は疲れたか、

な)...なんか、肩凝ってきたんだけど、

こ)...そうなの?大変ね、

な)...こころは、ならないのか?

(...虚ろな目をして答えた。)


こ)...小さいから、ね

な)...悪いこと、聞いちゃったな、

な)...ごめん。

こ)...別に、いいのよ

な)...うん、

(...少し間があった。)


な)...俺はもう。飯食って寝るわ、

こ)...そうなのね、じゃあ私はそろそろ..


(...咄嗟に口から、言葉が漏れた。)


な)...もう。帰るのか、

(...こころは一瞬、戸惑ったような顔をした。)


こ)...あら。どうしたの、

な)...1人になるのが、不安で。

な)...怖いんだ、

こ)...そうなのね。

こ)...じゃあ、今日は泊まっちゃおうかしら

な)...ありがとな、

こ)...ふふ。

こ)...これくらい、いいわよ

な)...おう、


1人が怖い。

そんなこと、初めて思った。


不安で仕方がなかった。


1人が苦手になった。


な)...夜飯、どうするか?

な)...俺の家は、カップ麺しかねーぞ、

こ)...じゃあ、どうするの?

な)...どっかで、テイクアウトにしないか、

こ)...それ、いいわね

こ)...じゃあ、そうしましょ


な)...近いし、あそこでいいよね

(...指を指した。)


こ)...そうね、じゃあ行きましょ

な)...おう


な)...先、ドライヤーしないとな

こ)...そうね。


な)...よし、行くか!

こ)...行きましょ


な)...腹減ったな、まじで

こ)...そうねえ


あまり会話が続かない。


な)...あのさ、俺が言うのもなんだけど、

な)...なんかあった、?

こ)...へ?どうしたの

な)...なんか。

な)...考え事でもしてる?

こ)...別に、なんも。ないわよ

な)...そうか。

な)...ならいいんだが。

こ)...うん。


な)...こころは何にする?

こ)...私は、このセットにしようかな

な)...じゃあ俺も


な)...やっと着いた、まじ腹減った

こ)...ふふ。早く食べましょ?

な)...だな


また。ドアを開けた。


な)...はぁ、


溜息をつきながら。座った。


な)...早く食べよーぜ、

こ)...そうね、

な)...いただきます。

こ)...いただきます。


な)...なんか、ハンバーガー久しぶりに食ったわ

こ)...私もよ

な)...やっぱうめーな、

こ)...そうね。


また。会話は続かなかった。


な)...ふぅ。ごちそうさまでした

こ)...ごちそうさまでした。


な)...うわ、腹いっぱいになったら、くそねみーわ。

こ)...そうね、もう少ししたら寝ましょ

な)...おう。


こ)...夏希はさ。

こ)...いえ、やっぱり、なんでもないわ。

な)...あ?なんだよ、

こ)...早く、寝ましょ、

な)...おう、布団。敷くから待っててくれ

こ)...ありがとね。


な)...ほら、敷いたぞ。

こ)...ありがとね


(...こころは、布団に飛び込んだ。)


な)...早えよ。

こ)...ふぁぁ、私も、眠くなってきちゃったわ、

な)...隣、いいか、

こ)...ふふ。いいわよ

な)...ありがと、

(...照れくさそうに、言った。)


な)...てか、まだ、歯磨きしてねーな、

こ)...ふふ。そうね

こ)...早く、済ませちゃいましょ?

な)...おう。


な)...ふぅ。

な)...じゃあもう寝ようぜ

こ)...そうね、寝ましょ

な)...おう。

な)...電気、消すからな。

こ)...はーい。


部屋から光が消えた。


な)...明日。戻ってなかったら。

な)...どうしようか、

こ)...そうねえ、

こ)...明日のことは、明日考えましょ。

な)...おう。じゃあ、

な)...おやすみ、こころ。

こ)...ふふ。おやすみ、夏希、


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― 新着の感想 ―
女になった夏希以上にこころがなかなか面白いキャラクターですね。とりあえずブックマークしておきます。 時間があれば、続きも読ませていただきます。
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