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冴えない僕の花道

地味、無能、ハズレとか自己卑下して見せておいて、実はこうだった的な自分上げ、成功物語は最近多い。


僕は、基本的に自己卑下する人は信用しない。

それは、卑下すれば「そんなことないよ」と否定してもらえて、あなたはいい人よとかあなたはなんちゃらだとか言って持ち上げてくれるのをわかってやっている打算的な人が多いからね。


そうやって自分上げに他者を利用する人間を僕は信用しない。


だから僕は、この人本当にダメだなと思う人に、「私ってダメなの」って言って来られたら「そうだね」と答える。


「私って馬鹿なの」

「そうだね」


でも、大抵キレるよね?


「どうして怒るの?それは本当は自分が馬鹿じゃないって思っているからでしょ?だったらなぜそういう嘘をつくの?」


と言い返すことにしている。


慰めて欲しい、宥めて欲しいにも限度があって、いつもいつも際限なくそうして欲しくて言ってくる人は、他者からエネルギーを吸い取るバンパイアな人だよ。


その癖、こちらが落ち込んでたり、窮地に立っていても、そんな時は僕から離れて助けたり助言したりなんてせずに近寄りもしないんだよ。

こちらが落ち着いてから、何があったのと失敗や不運を聞きたがって寄ってくる、ハイエナみたいな人が多いものだ。


自己卑下しては人にすり寄って来る人は、ロクな人がいない。


自分の責任からは逃げて、他責思考だしね。


自分にエネルギーを吸わせてもらえ無いとキレる、復讐しようとして来るから、結構危ない人達なんだよ。


大人になってもまだ中高生みたいなやり方をしている人は、問題アリの人が大半だ。



本物の大人は、自己卑下ではなくて、自虐でセルフケアができるものだ。


セルフケアできない人は、バンパイア気質なわけだよ。


地味なら幸せになれないなんてことは無いし、無能だから幸せになれないわけでもないんだから、それを大人になってもまだわからないなんて、大人のクセに世の中のことが全然わかっちゃいないのだろうね。


地味だからとか無能だからとかが理由ではなくて、あまりにも世間知らず過ぎるから機能しないだけだよね。


ハズレとかもそうだよね。


地味だろうが、無能だろうが、ハズレだろうが自分にできることをして淡々と生きていけばいいだけのことでね。


地味ではない人に対抗して勝とうとか、無能ではない人にマウント取れるようになりたいとか、ハズレではない人に復讐したい、見返したいと思う感覚自体がそもそもおかしいわけでね。


自己卑下キャラの人の方が、差別的で攻撃的なんだよ。


自分が地味ではなくなったら、今度は地味な人を下に見るのは、自己卑下な人だよね?


自分がハズレではなくなったら、今度はハズレな人を馬鹿にするのも自己卑下な人だしね?


マウント気質、何でも復讐したがること自体が全方位に失礼で迷惑なわけでね。


そんな迷惑な性格だから嫌われているだけであって、地味だからハズレだから無能だから嫌がられているわけではないのだよね。


そこがわからないと、万年自己卑下と自己憐憫で、性格は最悪な奴になるだけだよね。


馬鹿だから嫌われたのではなくて、その性格が嫌らしいからに過ぎないよね。



僕だって人から見たら、冴えない奴だろうね。


でも僕は、人を見下したりしないし、誰かにマウント取ろうなんて思わない。

マウントを取るために生きているわけじゃないんだから。

特定の人物に対してマウント取ろうとか、見返したいと思う時点で、その相手に負けているってことを自分で認めているわけだしね。


いちいち反応しないで平気でいること、それが最高、最強なんだよ。


誰かにマウントしようとか見返してやると思うこと程無駄で、馬鹿げたことは無いから。


人は人、他人は他人だからさ。


そう思えたならば、自分を卑下する必要なんてなくなるよ。


駄目だと思うならば、駄目なりに努力すればいいだけでね。


冴えない人間は生きていたら駄目なのかい?


冴えない奴は幸せになったらいけないのか?


そうじゃ無いよね?


みんながイケてて、キラキラしながら生きていないと駄目だなんて、一体誰が決めたの?


自分は駄目じゃない!とか反抗的になって他者に噛みつくとか、自分を認めなかった相手に復讐しようとしたり、見返すためだけに本来はやらなくてもいいことばかり躍起になってするとか、その承認欲求の矛先ややり方を間違えると、嫌な根性の狂暴な人間にしかならないよね。


そんな奴、みんな嫌だぜ?


そんなだから好かれないし、認めてもらえないし、受け入れてもらえないんだよ。


他人を攻撃せずに、淡々と自分のできることをやる


それが冴えない人間にも、冴えてる人にも共通の花道なんだよ。


承認欲求お化けになると、他者はかえって認めてくれなくなるものだよね。


自己卑下、自己憐憫はナルシストだからね。


ナルシストは自己中だから、嫌われるんだよ。


もっと世の中のことを理解したり、人はそういうものだというのを受け入れていかないと、サイコパスみたいな存在になるだけだよね。


冴えないから駄目だなんて、誰が決めたのか?


誰もそんなことは言っちゃいないのに、そう思い込んでいるだけでしょ?


それで勝手に暴走しているだけ。


それじゃあ、わざわざ嫌われ者になっているだけだよね。


それこそ馬鹿みたいだよね。


自分が囚われているものは、実体のない誤った思い込みでしかないのでは?


本当はそんなことはないのに、そうだと思い込む


社会的洗脳とも呼べないものに、勝手に引っかけられているだけなんじゃない?


視野が狭くて自分の無知さから、自己憐憫や自己卑下エナジーバンパイアになっていないのか?



冴えない僕の花道は


そんな落とし穴に落ちずに淡々と生きていくこと。


落とし穴に落ちずに、サバイバルできたらそれでいいわけさ。


冴えないっていうのは、馬鹿な奴らの無駄な嫉妬からも守られるし、結構悪くないものだよ。


冴えなくても、イジイジウジウジしていなければ、人はフラットに受け入れてくれるものだ。


自分なんて、こんな自分は······


という謙虚さは僕は時には必要だと思う。


自分なんてという自己卑下、こんな自分はという表現を異様に嫌い恐れて、100%その表現を禁忌にするのは逆に不自然だ。


それは過剰反応というものだろう?


何事も過剰に反応しないで、淡々とが僕の花道だから、僕はその花道をヒーローみたいに歩いて行くのさ。



(了)

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