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とある魔皇になった人間の話  作者: スルート
魔皇の手記
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4ページ目

ワープした先はどこかの港町だった。

なるほど、こういう事か。




街中を適当に散策してみたが、ここの施設の店員とかスタッフはみんな、水兵服を着た女の子達だった。

「水兵の町…か」

女しかおらず、水兵を制服とし、独自の社会を形成して暮らしている異人の一種、水兵。

そして、その水兵しか住んでいない町。

噂には聞いてたが、本当にあったとはな。




店員やスタッフの中にはまだ慣れてないのか、物を運んでる途中で転んだりオーダーを間違えたりする子が結構いた。

ま、新人なら仕方ないよな。


…と、普通なら思う所だ。

でも、何故かそれは違うような気がした。




案内所の子にそれとなく聞いてみたら、町で働いてる子達のリーダーは町で一番大きい灯台にいるとの事だったので、見えた限りで一番でかい灯台にやってきた。




「あら、人間の方?どうかしました?」

服と帽子に緑の帯が入った子が出迎えてくれた。

「あーいや、大した事じゃない。

最近この町にきた奴が行方不明になってるそうだが…

犯人はあんただろ?」


「…なんでそんな事を?

それに、もしそうだったとして、どうするつもり?」


「あんたを倒す。

俺は、今回の事件の元凶を倒しに来たんだ」

するとその子は、嘲笑うような顔をした。

「はあ?…って、なるほど。魔力を持ってるのね。

でも、そんな事で思い上がらないで欲しいものね。

ただの人間が、私達相手に何ができるって言うの?」


「出来るさ、殺す事もな」


「へぇ…言ってくれるわね」

水兵は言葉を切った。




「…ならやってみなさいよ!

奥義 [滅びの日の流星]」


俺は奥義とかいうものは使えやしない。

けど…

「[皇の一声]」





「えっ!?

…そんな!まさか!」



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