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「…ん」
自然に目が覚めた。
時計を見ると、7時を指していた。
ちょっと寝すぎたかな…
「おはようございます」
司祭さんの声が聞こえてきた。
見れば、司祭さんは何か書物を読んでいるようだった。
「おはよう…何読んでんだ?」
「ちょっと調べ物を。それより、朝食はどうします?」
「どうするって…」
「私が作ってもいいのですが、食材や台所を使ってもいいのかと思いまして」
「別にいいよ。食材つってもろくなもんないけどな。
てか、司祭さん料理とかできるの?」
「当然でしょう?
なんでも部下にさせる訳には行きませんからね」
「部下…ねぇ」
まあ、司祭さんならそれくらいいても不思議はない。
「では、あるもので料理してきますね」
そうして、司祭さんは台所へ向かった。
司祭さんが作ってくれたのは野菜炒めだった。
とりあえず食べてみたら普通に旨かった。
「如何ですか?」
「ああ、旨いよ」
「それはありがとうございます」
「こっちこそありがとな。
…で、今日はどうするんだ?」
「東の大陸の港町、レークへ行っていただきます。
早速ですが、一仕事して欲しいんです」
東の大陸…って言うとジーク大陸か。
でも、港町に行こうってどういうことだ?
「ほお?というと?」
「最近、あの町を訪れた者が次々行方不明になっているそうなんです。
その元凶を倒してきて下さい」
「元凶…って、そんなのわかるのか?」
「ええ、既に見当はついています」
「でも、ここからじゃかなり遠くないか?」
「魔法陣で送りますので。
それでは」
司祭さんはそう言って、移動用の魔法陣を展開した。
なんだかよくわからないが、とりあえず魔法陣に入った。




