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96 ローズガーデン

「管理者ですか?聞いたことないですね」

「やっぱそうだよな。はぁ」

みんなに管理者のことを聞いても誰一人としてその存在を知らなかった。

そもそも管理者ってどこにいるんだ?


《管理者は基本的に神々の国に住んでいます》


なるほどね。

ランスのコテージに行けばなんとかなるかもしれない。

俺はみんなと一緒にランスのコテージに転移した。

「ここどこ?」

「ここはね、俺の別荘だよ」

最近は全然来ていなかったが最上位神のための家なので間違えではないな。

「なんでここに来たのですか?」

「管理者がここにいるって女神(仮)様が言ってた」

「女神(仮)様?」

「ああ、通知のこと」

「なるほど」

「あのー」

シズカさんがひょっこりと出てくる。

「私、なんの話をしているかわからないんですけど…」

「あーうん、面倒だから説明しなくていいや」

「え!?ひどい!」

「じゃあ早速行きますか!」

「どこにですか?」

「・・・」

知らん。

そうだよ。俺、知らないんだよ。

管理者がどこにいるのか。

しかし女神(仮)様は俺の問いに答えてくれなかった。

「まぁいい。シャル、ここでお前の知ってる人はいるか?」

「エルフに一人います」

「そこまで案内してくれ」

「わかりました」

シャルが俺たちを転移させる。

俺たちが転移させられたのは商店街の真ん中だった。

商店街というよりは屋台が道に沿って並んでいて賑わっている。

俺たちはシャルにある人物のところまで連れていかれた。

「おばさん、おはようございます」

「あら、シャーロットちゃんいらっしゃい」

俺たちが連れていかれた屋台にはエルフのおばさんがいた。

「今日はなにが欲しいの?」

「いや今日はなにが欲しいから来たわけじゃなくて教えてほしいことがあるから来たんです」

「なにが知りたいの?」

「管理者のいる場所についてです」

「管理者?そんなの決まってるじゃない。王宮にいるわよ」

「王宮?」

「それすらも知らないの?」

「(私、こっちの世界の人じゃないんですよ)」

「なにか言った?」

「いえいえ。ちなみにその王宮はどこに?」

「ローズガーデンにあるわ」

そう言って地図を渡してくる。

「ありがとうございます。では」

俺たちはその地図を見ながらローズガーデンにむかった。

ローズガーデンはここから意外と近かったため歩いて行った。

のだが…

「誰だ貴様ァ」

王宮の目の前まで来てヤバいやつに出くわしてしまった。

「私は死神のシャーロットです」

「そいつは?」

「俺は最上位神テオ・マルティネスだ。後ろのやつらは連れ。ここには管理者に会いに来た」

「貴様なんぞが管理者様に会いに来たァ?笑わせるんじゃねェ」

男の後ろにいる部下たちがヘラヘラと笑う。

「さあ、さっさとあっちに行け。神様よぉ!」

お前たちは俺よりも立場が上なのだろうか?

マジでムカつくな。

しかし次の瞬間、予想外の人物が俺たちを助けてくれることとなる。






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