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9 クリムゾン学院の七不思議②

夜の学校はとても不気味だった。

いつもはなんにでもない場所でもやはりなにか怖かった。

それはいま隣にいるヘンリーも同じらしい。

「最初は廊下か」

俺たちははじめに廊下にむかった。

廊下を歩いていると後ろからドタドタと音がした。

恐る恐る振り返る。

そこに少女はいた。

ただただ白い。

そんな少女だった。

「うわあー!」

ヘンリーは一目散に駆け出した。

俺は鎌を出してかまえる。

少女は俺にむかって突進してきた。

その口元は笑っていた。

俺は鎌で少女のからだを一閃する。

「なんだよ、その鎌は」

「見ればわかるだろアホ」

「…死神?」

「YES!ユアーアンダースタン?」

「なぜ死神がここに?アズルートには風の結界が張られていたはずだ!」

「逆にどうやって闇の国の使者(=俺)はアズルートに入ったと思う」

「さあ?」

「俺のこの鎌にはいくつか機能がある。ひとつは強力な結界を張る機能。アズルートの結界よりも俺の結界のほうが強かったから入れた。ふたつめは死者の魂を狩る機能。普段は一日一回振るだけで魂は回収できるんだけどなんかこの世に執着してる死者がいるみたいだな。はじめて見たわ幽霊」

「死神でも知らないことがあるんだな」

「そりゃああるよ。死神になったの、ついこないだだもん」

「マジか」

「次は音楽室だったな?」

「ああ」

「レッツラゴー!」



音楽室。

俺たちはその扉の前にいた。

七不思議のとうりにピアノの音が響いている。

俺は扉を思いっきり開けた。

演奏者のいるべきところに白い球体があった。

たぶんこれが魂。

「そーれっと」

俺は鎌でそれをサクッとやった。

「え?そこに魂あったの?俺、全然見えなかったんだけど」

ヘンリーにはあれが見えなかったらしい。

「さあ、次行きますか!」



図書館。

いかにも「私が呪われた本です」と言っているようなものがそこにあった。

なぜか空中に浮かんでいて禍々しいオーラが出ていたが俺はそれを読んでみた。

結果。

変化なし。

もしかしたら神には効かないのかもしれない。

『冥土送り』発動。

本が闇に飲まれていく。

「次!」



3階女子トイレ。

ちょっと女子トイレに入るのは罪悪感があったけどしょうがないと自分に言い聞かせる。

奥のトイレを3回ノックした。

中から花子さんらしき人物が出てきたが鎌で倒した。



グラウンド。

例の木のところに魂が浮いてたので鎌でサクッと。

「なんかいままで簡単に終わらせちゃったなぁ。おい、ヘンリー。これは大丈夫なのか?」

「学校生活が平和ならそれでいい」

その時、鳴らないはずのチャイムが鳴った。









途中、スゲーてきとうに書きました。すんません。

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