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68 悪魔との決戦②

いきなり国王から黒い翼が現れる。

その姿はまるで悪魔。

ジョシュアの眷属神である国王は邪悪な気配を漂わせている。

国王が天井を突き破って空に飛翔する。

俺も『飛行魔法』で後を追う。

空中で二人は向かい合った。

魔術『完全掌握』発動。

敵を魔法と魔術を使えないようにする。

すると国王は両手に闇の炎を灯した。

俺も拳をつくり闇の炎を出す。

肉弾戦になりそうだな。

国王が俺に接近し殴りかかってくる。

俺はその手首を取り背負い投げをする。

空中でバランスを失ったかと思ったが国王はしぶとく再び接近する。

その手には真っ黒い剣が握られていた。

俺は『フリューゲルナイト』を取り出し待ち構える。

鎌の結界を発動させるが破られる。

やはりそうか…!

魔術『リミッター解除』発動。

緑色の刀身が現れる。

鎌をしまい両手で『フリューゲルナイト』を掴み剣を受け止める。

ヴォンという音をたてて『フリューゲルナイト』が唸った。

しばらく鍔迫り合いを続けていると国王が俺の腹を蹴り下に落とす。

そこに国王は追撃を仕掛けてきた。

俺は慌てて『空間転移』で上空に逃れる。

俺は『フリューゲルSP001』を取り出し上から狙い撃ちし翼に当たったがかき消される。

糞っ…!

国王が急接近する。

俺は腹にパンチを入れられた。

「…ぐはっ!」

口から血が溢れる。

しかし俺はそんなことを気にせず国王の真下に転移した。

魔術『闇の咆哮』発動。

黒いブレスが国王を襲う。

しかし国王の翼がそれを防いでしまう。

なら!

魔術『完全掌握』発動!

国王の翼を完全に停止させる。

国王のからだが落下を始めた。

俺は『空間転移』で先回りし『蜘蛛の糸』を建物と建物の間に蜘蛛の巣のように糸を張る。

国王が蜘蛛の巣に着地する。

幸い蜘蛛の巣がクッションのようになって国王にはけがはなかった。

国王がもがくが、もがけばもがくほど糸は絡まっていった。

「動くな。動いたら撃つ」

俺は国王に銃口を向ける。

「あなたも動かないほうがいいですよ」

国王の手にはあっちの世界の拳銃が握られていた。

たしかにこれなら俺を殺せるな。

俺たちは数秒間にらみ合った。

そして引き金に指をのばす…

その時、国王の胸を黒い光が貫いた。

それが飛んできた方向を見るとそこにはシャルがいる。

国王はニヤリと笑うと静かに息を引き取った。

「…なにかっこつけて死んでんだよ、バカが」

シャルが『立体機動』で泣きながらこちらに駆け寄ってくる。

勢いよく抱き着いてきたシャルと一緒に落っこちそうになった。

「おっとっと…危なかったな。落ちるところだったよ」

「良かったっ!生きててくれてっ!グスッほんとに心配したんですよぉ!」

「すまんな。そんなに泣かないでよ。ちゃんと約束、守ったんだからさ」

シャルは俺の腕のなかでずっと泣きじゃくっていた。

「そういえば…さっきなんか言いたいことがあるって言ってましたよね?」

「ああ、そういえばそうだったな。一回しか言わないからな。ちゃんと聞けよ?」

「はい」

俺は思いっきり息を吸った。

そして言うべきその言葉を語る。

「                          」

「…はい」

シャルはその場で泣き崩れてしまった。






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