表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/99

48 ついに俺はチートを使ってしまった

次の日、俺はクリムゾン学院の校長室のソファーに座っていた。

「よぉ久しぶり」

室内に一人の男性が入ってきた。

「…ヘンリーか?」

「正解」

そのすっかりおっさんと化した人物はヘンリーだった。

「アンタ変わってないなぁ!どうやったらそんな美貌を保てるんだ?」

「一回死んでまた生まれた」

「うん、聞かなかったことにしていいか?」

しばしの沈黙。

「せっかく来たんだからついでに俺たちもやらねぇか?」

「生徒たちは?」

「見学させればいい」

「わかった」

俺は『空間転移』を発動させた。グラウンドに転移する。

そこでは両校の生徒たちが練習試合をしていた。

「はい、やめてくれ」

ヘンリーが声をかける。

生徒たちはすぐに言われた通りにやめぞろぞろと集まってくる。

「これより俺とこのアクリシータ魔法学院のマルティネス先生が決闘をする。生徒たちは観客席にでも観戦していろ。シリウス、審判を頼む」

生徒が全員、観客席に着いたところで審判がルール説明をし始めた。

「試合時間は3分。相手が続行不能、または…」

ヘンリーがそれを遮る。

「いや、どちらかが負けを認めるまで試合は続く。それでいいな?」

「ああ」

「では試合始め!」

両者、杖を構える。

『風』を発動するがヘンリーも『風』を発動させ風と風がぶつかり合う。

『乱舞』発動。

多くの魔法陣がヘンリーを囲む。

だがヘンリーは『空間転移』を発動してこれをかわす。

ヘンリーは箒に乗りながら『風の咆哮』を放ってきた。

俺も箒を取り出し逃げるが風は横なぎにして襲ってくる。

俺はそれを器用にかわしてヘンリーに接近した。

『闇の咆哮』発動。

ヘンリーに直撃…していないだとっ!

ヘンリーは風の結界に守られて無事だった。

こうなったら最終手段だ!

その名もチート『攻撃無効化』!

俺は箒から降り地面に着地した。

逃がすまいとばかりに俺を魔法陣が囲う。

スキル『攻撃無効化』発動!

魔法陣がパリンっと音をたてて割れる。

生徒たちは驚き混乱していた。

しかしヘンリーは冷静に杖を一振りする。『風刃』だ。

それに対し俺は『模倣』を発動させ『風刃』を打ち返す。

ヘンリーはこちらに移動しながらそれをかわし『突風』を発動した。

『空間転移』を発動。

俺はヘンリーの真下に転移する。

ヘンリーはこちらに気付いていない。

『水刃』発動。箒を真っ二つに斬る。

ヘンリーはそのまま落っこちてきたが『空間転移』で安全な場所に転移した。

だがそこにはもう俺がいた。

俺はヘンリーの喉元に杖を突き付ける。

俺はヘンリーに勝った。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ