マジかよ…2
やっぱり地雷職は強くしたいよね・・・
本当にどーしよう
とりあえずそれから頑張って、何とかスライム一匹を倒した…10分位掛かったけど…しかし、剣を振り続けたために、 《剣の心得》が《片手剣の心得》に派生した。
それから、更にもう一匹のスライムを狩ったところ(因みに、こいつの核に全然攻撃がヒットしないので、10分過ぎてやる気が根こそぎ奪われ、魔法を使うハメになってしまった。)スキルレベルが5になり、剣技を作れるようになった。「作る」と表現したのは、このゲームでは、システムや、ゲームデザイナーの作った剣技をスキルレベルに応じて、決まったものを「貰う」か、自分で決められたダメージ量と連撃数の中で、自由に剣技を作ることができる。でも、アシストのある状態と同じ速さで振れとかじゃなく、ステータスを開いて《剣技製作》を選択し、出てきたウィンドウに適当に線を引き、その後に一撃一撃のダメージ量と、エフェクトの色などを決めて作業完了だった。
そいつで俺が作った剣技は《千切り》と言う剣技だ。
…すみません、これスライム用で、10連撃で一撃ごとに1ダメージしか与えられない物です。これからのことは考えてません。
でも、この剣技はスライム相手だと大体一回の発動で倒せるから便利だ。
「大分楽そうになったな」
「オウ。次は実験だな」
「なにを?」
「ヒ・ミ・ツ」
「うわっ、馬鹿がいた」
「友に向かって何たる言葉か」
「誰だよ」
ふざけてないで実験しよっと。そしてスライムが来たら、フフフフフフフフフ
おっといたいた、ではやってみますか。
『炎の精霊よ我が剣に宿れ』
とか適等に呪文詠唱してみたらできた、できてしまった。何がって?所謂炎の剣ですよ。
何をしたかって?ただ単に片手剣に火属性魔法を使ってみただけ…
でも、MPの減りが異常だ。まぁそれは、フツーに魔法使うよりは幾らかマシなくらいだ。
「ウン、ヨユーで使えるな」
「お前…何したんだ、そんなの聞いてないぞ」
「ただ、剣に魔法を使っただけだけど」
フフフ、ジュンもこんなに剣が使えるものだとは思わなかっただろう。
「ハハハ、ハーッハッハッハ。いい気味だなぁハーッハッハッハッハッハ」
「ウザッ」
ウン、何処ぞの悪役みたいだがホントいい気味だ。
次は…斧やってみるか。と思い立ったが吉日なのよ~の精神でやってみた。結果から言えば辛かった、非常に辛かった。何故かと聴かれたら真っ先にこう言うだろう。せーの
「重い~~~~~~」
いや、マジで重い。STR12もあるのにすごく重い。まぁ、その分攻撃力が半端じゃない。試しに木に攻撃したら一撃で倒れた。マジチートクラス…
「なぁ、ジュン。他の出来れば人型のMobいないのか」
「居るには居る、でも重装甲で動きが遅いゴブリンが居るぞ」
「それを先に言えっつーの。で、何処」
「この森のちょっと奥に居るけど…」
「居るけど?」
「DEFが物凄く高い。魔法ならMDEFが低くて、動きの遅い只の的だけど、物理攻撃だと全然HP削れないことで有名らしいぞ」
「そいつだ、そいつの居るところにRet's go」
「何故に英語!」
フフフ攻撃力の異常な両手斧にピッタリじゃないか。あと、鎧の間に両手槍を打ち込めば完璧だな。
「早く出でこないっかな~。ふんふふっふふ~ん」
とかやって鼻歌歌ってたらで出来やがった。
「さぁ、イッツ ショウタイム」
まずは、両手斧による唐竹割りを打ち込む。すると、兜が弾けて、そのまま脳天を割って、一体目が消滅した。
「えーと…終わり?」
「マジチート級だな、GMコールしとくか」
「うん、運営に確認してもらって」
マジこれはチート級
ご意見、文句、なんでもアドバイスとしますので沢山どんな事でも言って下さい