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プロローグ。
『人間はいつか死ぬ』
生物である以上それは避けられない。
全ての動物も、不可逆な死からは逃れられない。
そんな当たり前の『プログラム』
決して笑うことなどできはしない。
決して貶すことなどできはしない。
そんな事は絶対に許してはならない。
ただ……驚愕と疑問符を持たせるのはどうだろう?
そう思いながら私は屋上で靴をそろえた。
広がる光景を血の気がない歪んだ顔で眺めている。
高所から見る。ビル風が吹きすさぶ摩天楼はまさに
──絶景だった。
青白い顔で『指示された通り』に今日。ここから飛び降りる。
そうすれば私は「次の世界」とやらに行けるらしい。
これは実際に現実で起きている事実。
しかも何かのプログラムの介入によって。
これは私がこの世から消去されるまでの中で。
世界のバグを消去する小さい世界の物語だ。




