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おわり

「ホリィ殿!?」


 ヨシムネが叫ぶ。


 ホリィは、即座に人間化した。


「うん、大丈夫。しばらくは剣にはなれないけど……」


「よかったぁ……」


 一同ほっと胸をなでおろす。


「とはいえ、聖剣を折るとはとんでもないことでござるな。

 ともかく、カタナが無くては拙者はもう戦えまい。

 この勝負リョーキ殿の勝ちでござる」


「だとよ、犬。

 俺が勝った。

 つぎはてめえだ」


「ふん、つまらぬ勝負だった。

 まあよい。約束は約束だ。

 儂の力を思い知らせてやろう」


 そして俺と犬との戦いが始まった……。






 ヨシムネとの戦いで得た俺の新たな力。

 カウンターによる武器破壊。

 後の先の究極系とも言うべき攻撃だ。


 が、剣や刀で戦う相手には使えるが、犬に対しては使いどころが難しい。


 それでも俺は諦めない。なぜならヤンキーだからだ。


 ヤンキーの底力!! みせてやるぜ!!





















 そして時は流れた……。


 あれから、12回のリベンジマッチを経てようやく俺は犬を倒した。

 数か月と言う長い期間で俺は成長した。


 犬は、幼女の姿になりパーティの一員となった。


 大魔術師セリス。

 最強の侍ヨシムネ&聖剣ホリィ。

 賢犬コロ。

 ヤンキー王リョーキ。


 無敵のパーティとして俺達は魔物を駆逐し、魔王の城の手前までたどり着いた。


 俺達の戦いはこれからだ。


 そう、俺達の闘いはこれからが正念場なのだ。

 









 魔王の城の中での強敵を倒して、俺達は魔王の元に辿り着いた。

 満身創痍である。


 が、俺は諦めない。

 諦めたらそこでヤンキーは終了なのだから。


「いくぜ! 魔王!」


 俺の、俺達の戦いはこれからだっ!














 そして、俺は魔王を倒した。

 が、魔王は大魔王の復活の儀式を済ませていた。


 力を使い果たした俺達の元に、大魔王が降臨する。


「ふははははっ!

 ゴミどもが、この大魔王に挑むというのか!」


 大魔王の力は驚異的だった。


 だが、俺は諦めない。


 なぜなら、俺はヤンキーだから。


「ヤンキーの底力!! みせてやるぜ!!」












ほんとにすみません。

やっつけで連載してても誰も得しないということがよくわかりました。

多分学ばないと思いますが……。


いやほんとごめんなさい。そしてありがとうございました。

でもやっぱりごめんなさい。

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