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狂った針は戻らない  作者: 暦海


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面倒な人?

「良かったですね、由良ゆら先生」

「……まあ、僕にそれを言う権利があるのかは分からないけど……でも、そうだね。きっと、良かったと言うべきなんだろうね」

「……全く、面倒な人ですね。まあ、貴方らしいですけど」



 その後、暫くして。

 あかく染まった空の下を、穏やかな雰囲気くうきで歩いて行く僕ら。……面倒、か。まあ、そうなんだろうね、余計な前置きなんてせず、素直に良かったと言うところなんだろうし。ご両親のためにも、友希哉ゆきやのためにも……そして――



「……今日、ここに来れたのは……ようやく、謝罪を伝えられたのは、間違いなく君のお陰だ。だから……本当にありがとう、蒔野まきのさん」



 そう、じっとそのを見つめ告げる。すると、少し悪戯っぽく――そして、優しく微笑みどういたしましてと伝えてくれた。


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