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狂った針は戻らない  作者: 暦海


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172/242

あぶないあぶない。

「……なんで、お前が……てか、いつから……」

「……うん、ついさっきかな。その、先生に……ってどうしたの先生!? なんか、血が出てるけど!!」

「……あ、いや……うん、ちょっと階段で転んじゃってね」

「そうなの!? ……えっと、大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ。ありがとう杉崎すぎさきくん。だけど、それよりも……」

「あっ、うん!」


 そんなやりとりの後、再び音咲くんへと視線を移す杉崎くん。……ふぅ、あぶないあぶない。良かった、あの場面シーンを見られてなくて。……ただ、我ながらごまかし方がひどい。杉崎くんが素直でほんと良かった。


 ともあれ、再び音咲くんをじっと見つめる杉崎くん。そして――



「……その、成海なるみくん。ほんとに……本当に今更なんだけど……その、ほんとにごめん!」

 

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