表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂った針は戻らない  作者: 暦海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

118/242

どうにか来ていただいた次第で。

「……お姉ちゃん、なんで……」



 時は戻り、病室にて。

 そう、唖然と呟く久谷くたにさん。まあ、そうなるよね。よもや、来ると思わなかっただろうし。お姉さんの思慮深い性格を、きっと誰よりも知ってる久谷さんなら。


 実際、舞香まいかさん自身も訪れるつもりはなかった。自分が行っても、妹は喜ばない――どころか、ただ不快にさせてしまうだけとのことで。そんな彼女を、どうにか説得……出来たかどうかは分からないけど、どうにか説得し来ていただいた次第で。


 ともあれ、唖然とする久谷さんの方へゆっくり向かっていく舞香さん。そして、ベッドの前まで到着したところで――



「……ごめんね、彩香さいか。ずっと……ずっと辛い思いをさせて、本当にごめんね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ