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探索物語  作者: 宇多川
9/9

危険領域で活動する者達3

誤字脱字へんなとこあったらお願いします

 午後6時5分。

 日が暮れ、2番目の候補である廃村の廃材を使い篝火を設置していた。

 篝火に火をつけた後、篝火の外回りに簡易的な柵を作る。


(変異体を寄らせず、胞子が燃える範囲の最低限の篝火。    


 脆い廃材だが、無いよりマシの柵。


 あと、罠も設置しないとな。


 まったく危険領域だとやること多いが、一番気になるのは変異体が活発になる時間なのに、情報収集機の反応がないことだ。これも探索。探索者の醍醐味か)と、考えなら柵を設置が終わった瞬間、情報収集機にピコンと反応がでる。


 情報収集機の画面、私を中心としてレーダーが回る。そして、4人の点がレーダーの端に表記され、何かに追われるかのように徐々に私の方へと向かってくる。


 私は廃材を柵の外側四方にバラマキ、バックパックからクロスボウを取り出す。クロスボウに矢を装填し、走る音の方へとクロスボウを構える。


 すると、複数の変異体に追われた4人の少年少女が私の方向へ走ってくる。


 その姿は、傷だらけで胞子を吸わないためのガスマスクをしていない。


 前方に走る少年少女。その後方を走る少年少女の身体に結晶化しているのを視界で確認した瞬間、私は地面に置いておいた松明を篝火で火をつけ走ってくる少年少女達の方向へと投げる。

 少年少女は松明を避け、変異体は火の光にひるみ悲鳴を上げる。


 それから、ひるんでいる後方変異体の足にクロスボウの矢を射る。足を封じ動きを封じて、倒れた変異体に廃材を投げつける。


 そして、バックパックから燃焼液の入った小瓶を取り出す。燃焼液を廃材にかけ、地面に落ちた松明を拾う。

 私は変異体にとどめをさし、変異体の苗床化を確認した瞬間松明で火をつける。


 処理を終え、2人の少年少女の状態をみる。



 変異体の第1症状が出ている少年少女と満身創痍の少年少女。


(おそらく、症状からして逃げている間に変異体の胞子を吸ったのだろう。光に対して、まだ耐性があるのがその証拠。


 危険領域でガスマスクをつけないとか、危機感無さすぎ。怒り通りこして、呆れちゃう)


「人として死ぬか、怪物になって死ぬか。どちらを選ぶ?


 あと、言い残す事は?」


 と、まだ理性のある少年少女に私は問いかける。


 「だ、だのむ。びどどじで、じなぜで」と変異体となった少年が、涙を流しながら頼んでくる。


「わかった」


 私は、変異体となった少年少女をクロスボウの矢で処理し変異体の苗床化を確認した後、火葬する。





そして、現在。



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