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のんのんRPG  作者: キリタ
4/5

もう1つの始まり!?

「・・・ここはどこ。」

俺は夢を見ていた。それはなんとも言えなく、ただ有り得ないことのだったのだ。俺というのは、そう。俺「飯塚ろろ」15歳だ。




「・・・君は誰?」

俺に一生懸命呼びかけている誰かがいる。何かを伝えたそうな顔をしていて、口で何かを伝えている感じもする。だが俺は何も聞こえない。ただその誰かの顔をずっと見ているだけだった。




「・・・???」

すると突然肌が黒く、頭に角を2本生やしている悪魔?そう、俺が見たのは名前の知っている限り、デーモンという悪魔とまったくといっていいほど同じ奴が出てきた。突然俺の方を向き、不気味な笑を浮かべながらこちらを哀れむような、目でみてくる。なん分その状態が続いただろうか・・・。そこで夢が途切れ自分の自室へ・・・




「んー良く寝た。」

と思ったのもつかのま、階段を上がる音が聞こえる。俺のお母さんだ。




「早く起きなさい。遅刻するわよ。」

俺は気の抜けた返事をし、着替えながら今日の夢のことを考える。




「なんだったんだろ。」

小声でつぶやき、階段を降り、朝ごはんを食べるためテーブルに付く。




「いただきます。」

この言葉だけは景気よくいった。それは命をいただいていることによる感謝があるためだ。いそいでご飯を食べ、ごちそうさまの、言葉も景気良くいうと、学校へ行く準備をする。




「行ってきます。」

俺はそういうと、かけ足で学校へ向かった。まだ若干余裕があるのだが、まだ宿題が終わっていない。それも終わらせようと思いながら俺は学校へと向かった。


ーこの日常が終わってしまうこととは知らずにー




「ふう、さてさて宿題しなきゃ」

と俺はいつものことながらささっと宿題を答えを見ながらやった。意味がないのはわかる。だが時間がない。と自分に言い訳をし、何事もなかったかのように椅子でチャイムを待つ。


ーキーンコーンカーンコーンー




「おはよう」

チャイムの音とともに、先生がドアを開け中に入ってくる。するとその後ろには少女が俯いたまま立っていた。すると少女は顔を上げ、まっすぐ俺を見た。俺は驚いた、夢に出ていた「誰か」にそっくりなのだ。




「今日は転入生を紹介します。卯月のぞみさんだ。仲良く頼むぞ」

クラスメイト達はわーわー言っているが、俺はそんな場合ではない。夢に出た「誰か」がそこにいた、俺は何かの間違いかなと思うだが、あまりにもリアルすぎる。まぁ・・俺にも何か才能が目覚めたかなと思ったりもした。予知能力とかかな?




「卯月のぞみです。よろしくお願いします」




「ろろの横の席空いてるな、のぞみさんはそこに座ってください」

偶然にも俺の横の席が空いており、そこにのぞみさんが座ることになった。なんともまぁ偶然ばっかりなことが多いですな。俺はふと横を向く、すると驚いていたあまり気づかなかった少女の横顔があり、綺麗だなと思う。少女もこちらを向き




「よろしくね・・ぇええとろろさん?でよかったかしら改めて卯月のぞみです。」

微笑みを浮かべながら俺に挨拶をしてくる、こ・・これは名乗らないわけには行かないと思い俺も咄嗟に言う




「よろしくね、のぞみさん。俺は飯塚ろろです。」


この挨拶後は一回もしゃべっていない。1時間目、2時間目・・・・と立ち、放課後が来た。




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