食堂での出来事
前回までのあらすじ
ノワール第5師団の本部にたどり着いた4人はライーナに事情を説明し、ライーナが納得すると空間からダン副官たちが現れた。どうやら、まだ怪しまれていたようだ。
お腹がすいた4人だったが、ダン副官の計らいで師団食というを食べさせてもらえる事になったのだった。
(タロー)ここが、ノワール第5師団の本部の食堂か~。テーブルが、年季の入ったテーブルとイスがたくさんある~。そして、この匂い~!
ぐぅ~(タローのお腹が鳴る音)
(ダン副官)お!いい反応だな、ではここにあるテーブルにでも座っていてくれ。食堂のおばちゃんに事情を説明してくる。
ダン副官は、食堂のおばちゃんの元へ行った。
(マサル)周りを見る限り中々の活気だな、酒を飲み合っている人、賭け事?みたいな事を人、
黙々と食事をする人、俺たちのように仲間内で食事をする人、と色々な人たちがいたんだな。
みんな、黒いローブに身を包んでいたがこう観察するとやはり人間だと分かるな。
(ワトソン)そういえば、地上の機械生命体たちはぱっと見るからには他人に無関心のようにも感じられもしましたね。
(フェイ)でも、まだ機械生命体と交流した事がないから一括りにまとめてもいけないべ。
(ワトソン)そうですね、フェイさんの言う通りですね。
(タロー)ご飯~、ご飯はまだかな~!
10分後
(ダン副官)おう!お前ら、待ちに待った食事の時間だ。人数が多いから、自分で取りに行ってくれなか?
すまない。俺から見て右奥にある配膳スペースがお前らの食事がある所だ。
(タロー)分っかりましたー!タロー、行っきまーすぅ!
タローは駆け足で配膳スペースに向かった。
(マサル)おい、待てタロー!ったく...勝手に行きやがって...。俺たちも行くか、ワトソン、フェイ。
(ワトソン)はぁ~い!
(フェイ)了解だべ。
配膳スペースにて
(食堂のおばちゃん)あいお待ち、貴方がダンさんが言っていたタローくんね。確かに面影がある顔ね...。
(タロー)面影ですか?
(食堂のおばちゃん)えぇ、ダンさんには昔、一人息子がいたの。でも、その息子さんは好奇心が旺盛で
地上の機械生命体に会うって言って無断で地下都市を抜けだして地上に向かう通路に向かったの。
でもね、その通路はもう何十年も整備されていなかったのそしてその息子さんは崖から落ちたらしいの。
この話は状況証拠だけの話しだから、本当の所は分からないのよ。ごめんなさい、雰囲気を壊しちゃったわね。
(タロー)その証拠というのは何ですか?
(食堂のおばちゃん)えぇ...、確か息子さんの靴が崖の手前で見つかったそうよ。それがどうしたの?
(タロー)いえ、僕たちならその息子さんの行方を追えるのではないかと思っただけです。
(食堂のおばちゃん)えぇ!?それは、本当かい?
(タロー)僕たちは、こうみえても宇宙から来たので。こういう捜索系もたまにやるのが理由です。って
痛ぇ!
ゴツン!(タローの頭を叩く音)
(タロー)何しやがるんだぁ!マサルさんよ~、今いいところなのに~!
(マサル)勝手な事を言うなとあれほど言ったじゃないか!しかも、宇宙から来たなんて事を信じる人はいないだろ。
(食堂のおばちゃん)(タローくんが嘘を付くようには見えない...もしかすると)ダンさ~ん!ちょっと
こっちに来てくださ~い!
(ダン副官)なんだい?食堂のおばちゃん、今は食事中なので後にしてくれないか。
(食堂のおばちゃん)貴方の息子さんを、探せるって人がいるの!
(ダン副官)なぁにぃ!それは、本当か!今、向かう!
ダン副官がこちらに来る。
(マサル)あ~あ、もう。こうなったじゃないか、俺たちは目的を忘れたのかタロー?
(タロー)覚えているけど、ここは人助けをしよう。救える人は救えがトランジスタ中学校の校訓だろ?
マサルもそういう言葉が好きだろ~、だからほら救おうよ!
(マサル)はぁ...そうだな。お前の言う通りだよタロー。
(ワトソン)え?何、なに?人を助けるお仕事ですか?私もお手伝いさせていただきますね!
(フェイ)人助けは、基本だべ。マサルの先輩である生徒会長のHもよくオラたちに言っていたべ。
(タロー)みんな、意見が一致したぞ。そう来なくっちゃな!
(ダン副官)お前らの話しは、本当か!本当に探して...、くれ..るのか...。う、うぅ...。
ダン副官はすすり泣く。
(食堂のおばちゃん)でも、もう3年前の事をどうやって...!
(マサル)それは、時間を戻せば分かります。まずは、その崖に向かいましょうか。
(ダン副官)っ...!時間を戻すだと、どうやって...!
(マサル)それは、後々に話しますので。後、時間を戻すと言ってもこの世界ごとではなくある一定の間隔の間の空間だけですが。
(ダン副官)なるほど、分かった。今から、向かうのなら即席の部隊になるが何人か仲間を呼んで来る!
(???)では、特務部隊の出番だな。ダン!
(ダン副官)エドガー特務副官じゃないか!お前は、ここでは言えない特別な任務を受けていたはずだが?
(エドガー特務副官)あ~、それならまだ終わってはいないがお前が今から行く例の通路の先の崖に俺たちも用事があるんだ。これ以上は言えないが、手伝いにはなる。
(ダン副官)あいつは、腐れ縁のエドガーだ。
あいつは、このノワール第5師団の3本の指に入るライーナ様、お墨付きの副官だから安心してくれ。
(マサル)分かりました、一緒に行きましょう。エドガーさん。
(エドガー特務副官)あぁ、よろしく頼むよ。
マサルたちはノワール第5師団の本部を出ていき、地下都市の北門を目指すのだった。
今日は、画像はありません。用意していたのですが、予定を変更しました。




