ねじれっぱなしのプロローグ
窓から差し込めるまばゆい朝日、その光が照らすのは豪華なベットに横たわっている人形のような女性。美しい金色の髪が広がり花園に寝転んだ女神のような印象を受けるだろう。
「_______」
誰かが呼んでいるのだろうか、一人には広すぎるその部屋の唯一ある扉から声が聞こえる。
「______様!」
再度呼ばれたその時、ベットの上の少女が布団を蹴り飛ばした。寝巻のワンピースはめくれ上がり、肩はずり落ちており、先ほどまでの荘厳な雰囲気は見る影もなくなっている、その寝顔はどこかあどけなさを残しており、より身近にその存在が感じられるであろう。いま一度見るとそれが十六ほどの少女であることがわかる。
「__ル___シ_様!、リ___ル__シア様!!」
そのままドアが吹き飛ぶのではないかという勢いでたたき始めたころようやく目覚めた。
「うぅん、、、、うにぃ、、、ま~~、、、」
、、、だんだんと株が下がっていくがその美しさは健在である。
しばらく後寝ぼけながらも入室の許可を出したところでドアが開かれた。
「おはようございます、今日もすがすがしい朝でございますねリフェルシア様」
ドアを開けた向こう、その廊下のたたずんでいるのは、クラシックなメイド服を着こなしきっちりとしているが、どこか敬っていないような声であいさつをした少女だった、俗にいう生意気系メイドだろうか。
「ミーシャ、、、あと三十分と五時間」
「何、先に小さい方から言って許可取ろうなんてこざかしいことしてるんですか、そもそも許しませんし」
「んにぃぃぃぃぃ!!」
「奇声あげても変わりません」
、、、もう株は最底辺まで落ちているだろうが、それでも美少女である。
「ほら着替えさせるので早く立ってください」
「う”ぁ”~~~」
そうこうしているうちに廊下の方からだろうか、足音が響いてきた。
「申し訳ございません!、ただいまお召し物をおもちしましたっ!」
若い、新人だろうか、焦った様子で部屋の中に飛び込んできた。
「静かにしなさい、あと部屋に入る際は必ずノックをすること、言いわね」
「はっ、はい、、、申し訳ございませんでした」
そう言ってその新人は出ていった、しかし今の今までここまで覇気のある人物はいなかったはずである。いたのは生意気メイドに寝坊助お嬢様だけであったはずである。
「リフェルシア様、、、」
「何かしら?ミーシャ」
「、、、いえ」
そう、寝坊助少女こそが先ほどの声の主である!
そしてっ、この先っ、英雄となるものであるっ!!
「やはり、、、、、お嬢様、、、後ろの髪の毛が、はねております」
「、、、、、リフェルシアと呼びなさい」
やっぱりポンコツである
なんかもうちょっと何とかなるはず、次は




