出口探しの旅 3
牢屋は暇。
目の前の牢屋の中に廃墟によくある触ったら死ぬ水。
隣の牢屋に変態ロリコン男。
よだれ垂らしながらロリコンは言った。
「隣に可愛い子なんて嬉しいヨォ!」
怖かった。
「ヒッ・・・助けて華ちゃん・・・。」
私は怖くて華ちゃんにくっついた。
その時、「ハ菜、もうここから出よう。」
と、華ちゃんはできるはずがないことを言った。
【無理だよ・・そんなこと・・・。でも華ちゃんの言う通りに!】
「でもどうやって出るの?」
私はとても気になった。
でも、「とりあえずこれ着て私に着いてきて。」
そして華ちゃんに渡された服は、なんと
フリルいっぱい! リボンいっぱい! 宝石いっぱい! アクセサリーいっぱい!
肩出しでスカートはふわふわのひらひらで床につくほど長い。
顔にまで宝石つけて、化粧して、
髪にも宝石つけたりリボンつけたりした。
「は、華ちゃん!なんでこれ着なきゃダメなの?」
私はきたことのない可愛い豪華なドレスを着るのが恥ずかしかった。
「実はわかったことがあったんだよね・・ここのほとんどの人は可愛い物好きで
なんでも言うこと聞いちゃうような人。
私たちが酷い扱い受けたのって汚れてたからなのかもって思ってさ!」
結局私もドレスを着ることになった。
もちろん華ちゃんもドレスを着た。
華ちゃんが着る物は私と同じ物。
そして白いかつらかぶって青いカラコン。
私と同じ化粧をした。
違いは目の色と顔の形。
【双子設定だ・・・!】
着替え終わった私たちは、騎士が来るのを待つことにした。
ちょっと変なとこあったら言って・・・。




