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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/


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247/247

彼の言葉を反芻して今まで生きてきたの

「もう・・・・・

 かれこれもう

 40年も前のことだけど・・・」

 そう前置きしてからその人は

 話しはじめた・・・。


「恋人がいたの・・・・・

 そしてその彼が出征の前に

〝僕は 僕は君のことを愛している

 だから必ず僕は君の元へと戻って来る

 だからそれまで待っていて欲しい 僕のことを・・・〟

 そう言い残して戦場に赴いたの・・・。」


「だから私は・・・・・

 私の行く末を心配する人たちから

 お見合いの話しが幾度もあったんだけれど

 あの日彼が私に言ってくれた言葉を反芻しながら

 今まで私は生きてきてこれからもそうやって生きてゆくの・・・。」

 ひとり言を呟くようにしてその人はそう言ってから

 僕の顔を見てふって笑った。

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