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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
173/215

わたしの自慢のおにいちゃんは今

「おにいちゃんは・・・・・

 家族おもいで弟妹おもいの

 すごく優しいおにいちゃんだったの・・・

 それに勉強もよくできたしそれに運動だって

 それはそれは走るのなんかすごく早くて

 それはそれはそれはもう

 かっこよくて・・・。」


「それにね・・・・・

 すごくハンサムだったのよ

 子どものわたしがやきもちを焼くくらいに

 女の人たちから付文を沢山もらってくるくらいに

 だからおにいちゃんと手を繋いで歩いていると

 うふ 若い女の人たちの視線を感じたりして・・・

 そんなわたしの自慢のおにいちゃんは

 今は南の海の底深くで・・・。」


 それまで・・・・・

 笑みを浮かべて話していたその人の目からは

 大粒の涙が零れ落ちた・・・。

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