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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
156/215

これはないしょの話しなの

「ここで・・・・・

 死体を火葬にしたの・・・

 どうしようもないほどもう火葬場が手一杯で

 しかたがなくてここに死体を集めて

 廃材をくべて火葬にしたの

 でもね・・・。」


「いくら・・・・・

 どんだけ火を燃やしても

 それでも死体は骨にも灰に成らずに

 人の形をとどめたままで真っ黒焦げに成るだけで

 火が消えてもいつまでも燻り続けて

 煙を吐き続けているの

 だから・・・。」


「しかたがないから・・・・・

 そんな遺体をこの校庭の下に埋めたの

 でもねそのことは子供たちにはないしょなの

 だって 怖がるでしょ」と言って

 その人は目を伏せた・・・。

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