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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
149/215

内地の人間への不信感は今でも

「沖縄の人たちの中には・・・・・

 今でも内地の人間への不信感が

 あの戦争で見捨てられたとう不信感が

 アメリカ軍を押し付けられたという不信感が

 それこそ今でも根強く残っていたりするもので

 私みたいに戦後に産まれた者にはわからない

 到底わかりはしないくらいの不信感を

 未だに抱いている人たちが大勢いて

 そして私の両親も・・・。」


「結婚しようとした人がいたの・・・・・

 彼は転勤で沖縄にやって来た東京の人で

 仕事で知り合ってお付き合いをするようになって

 そしてプロポーズされて家族に紹介をしたら そしたら

『内地の人間なんかを信用するのな』って

 父に一蹴されて・・・。」


「当然 私は抗ったんだけれど・・・・・

 あの頃はまだ〝親の言うことは絶対〟という時代だったから・・・。」

 20年以上も前の話しだと言ってその人は笑った。

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