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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
119/215

アジュンマの話し XXVIII

 その若い将校さんは・・・・・

 学徒出陣で大学を繰り上げ卒業となって

 陸軍の軍事教練を履修するとそれこそいきなり

 兵を統率して部隊を取りまとめる責任者の

 将校さんに成ってしまった人で・・・。


 アタシの所に来ても・・・・・

 アタシのことを抱こうともしないで

「僕はね 大学で好きな絵を描いていただけで

 戦争なんて興味もないし関わり合いたくもないんだ

 だから僕は戦争なんかで絶対に死にたくなんかないし

 部下たちも戦争なんかで死なせたくないんだけれど

 でも そうも言っていられないご時世だから・・・」

 そんな話しをしながその将校さんは

 アタシをモデルにしていつも

 絵を描いていたんだよ・・・。


 そういえば・・・・・

 見せてっていくら言っても一度も見せてくれなかったな・・・。

 そう言ってアジュンマは口でふふっと笑った。

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