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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
113/215

恐怖が狂気に変ってそして

「殺らないと殺られる・・・・・

 戦場ではそんな恐怖が狂気に

 それこそいとも簡単に変わるんです・・・

 それまで敵とはいえ人間に銃を向けることを

 強く躊躇って震えていた指が手が身体が

 一度引き金を弾いたその途端に

 ピタッと止まるんです・・・。」


「そして・・・・・

 銃を乱射することで

 それまで辛うじて保っていた

 人間性なんてもんは完全に麻痺して

 自分が放った弾丸が敵を殺すところを想像して

 戦場で銃を乱射しながら顔が笑っている

 そんな人間が結構いました・・・。」


「きっと・・・・・

 そういう人間の頭の中では

 狂気が快楽に変ったんだと思います・・・。」

 その方は話しながら終始笑みを浮かべていた。

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