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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
106/216

アジュンマの話し XXV

 いろんな兵隊さんがいたんだよ・・・・・

 慰安所にはいろんな兵隊さんが来たんだよと言って

 アジュンマは話しをはじめた・・・。


 その若い将校さんは・・・・・

 親も兄弟も親戚もそれこそ全員軍人の

 そんな軍人一家で産まれ育ったものだから

 だから軍人に成るしか選択肢がそれこそ何も無くて

 13歳で陸軍幼年学校 その後 陸軍士官学校に入校して

 そして将校さんになった人だったんだけれど・・・。


「此処だけの話しだけど・・・・・

 自分は軍人には向いていないのです

 幾ら御國の為だとかそんなことを言われても

 それでも自分は戦争なんかで死にたくなんかないし

 それに敵でも殺したくも殺せと命令したくもないのです

 でも そうは言ってもそういう訳にもいかなくて はぁ~ぁ・・・」

 あたしのところに来るとその将校さんはそれこそいつも

 そんなことを言って溜息を吐いていたんだよと言って

 アジュンマは笑いながら紫煙を吐いた・・・。

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