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第8章 8話

なんだこれは?

数はこちら側に8個固まっていて。

奥側に8個同じように固まってる。

「考えられるのはチェスみたなパズルだって事かな?」

チェス?

「分かるのか?」

「まだこれがどう動くか分からないけどね」

そう言って、巨像を押す。

あちこちの方向から押すと。

ふと動いた。

まさに1マス分だけ動くという感じ。

すると、反対側の巨像が勝手に動く。

「やっぱり。典型的な駒取りみたいな感じだね」

すると、林動はあちこち見渡す。

なんだ?

「あった!」

ん?

何を見つけたんだ?

ボタンのようだ。

「なんだそれは?」

「たぶん。元に戻す為のスイッチだと思う」

元に?

「どういう意味だ?」

「これがパズルなら、間違った時に元に戻さないと駄目じゃない」

へ?

「こういうパズルはリセットが無いと、それクソゲーだから」

おいおい。

これはゲームじゃないっての。

しかし林動はボタンを押す。

すると。

まさに言った通りに、巨像が動いて元の位置に戻る。

「ふむふむ」

感心してる。

こうなると確かに林動の独擅場だな。

あれ?

「そういえば、これの解き方ってもう分かってるのか?」

「そこまでは分からないよ。まだ全部の動き方も分からないし」

そういうものなのか。

「とりあえずは、全部の動き方を調べなきゃ」


次回更新は7月28日(月)予定です。

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