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第8章 7話

「とりあえず、奥へ行こうよ」

そう林動が一歩進んだ瞬間だった。

「きゃ!」

突然、林動が奥へと動く。

林動の足は動いていないのにだ!

まずい!

俺はジャンプして追いつく。

「うぉっ!」

なんだこれは?

地面が動いている!?

どういう事だ?

「動く床かな?」

なんだそりゃ。

現代の時代では機械で動かす通路はあるにせよ。

これは何にもない地面が動いてるって。

この世界に来てから驚く事が多すぎる。

しかし。

林動はあまり驚いてる表情では無い。

「驚かないのか?」

「えへへ。こういうのもゲームで知ってるから。対応力があるだけだよ」

なんとまぁ。

いくら知ってるとはいえ、体感するのは初めてだろうに。

そういう意味では対応力が高すぎる。

しかし。

「この床はどこまで行かせるつもりなんだ?」

まだ動いている。

どんどん奥へと。

途中の分岐点が無いだけマシか?

「さあ。ただこういう場合、奥にあるのはだいたい想定出来るけど」

なに?

うわっ!

突然暗い空間に放り出される。

「なんだ!?」

後ろを振り向く。

だが。

そこには壁があった。

「何!?壁!?」

どういう仕組みだ?

「あれ?明りが勝手についた」

本当だ。

たいまつに火がつく。

そして徐々にこの空間に何があるかが分かる。

いくつもの巨像が立っている。

なんだ?

「床が四角に刻まれてる」

あっ、本当だ。

なんだこりゃ?


次回更新は7月21日(月)予定です。

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