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第7章 3話
「心配しなくてもいいわよ。別に戦うってわけじゃないから」
え?
どういう事?
「見てごらんなさい」
え!?
いつの間にか。
四角いマスだったはずが。
長細くなってる?
これは!?
「100メートル競走って言えば分かるかしら?」
まさか。
「そう。私はただ走るだけ。100メートル走る間に、あなた達はどんな手を使ってもいいからリボンを取れば勝ち」
まさか。
こういう勝負方法を取るなんて。
これはさすがに私も思いつかなかった。
「どうするんだ?」
「どうって、普通に勝負しても無理なのは分かってるけど」
これはまいったわ。
これは言ってみればレースゲーム。
だけど、向こうはF1仕様なのにこっちはカートぐらいの差がある。
これを覆すのはかなりの困難。
「葛葉と言えども、これは無茶か」
かなり無茶な問題ね。
どうすれば。
「とにかく、やってみるで」
ロボさんはやる気だわ。
「さあ、いつでもどうぞ」
かなりの余裕。
ロボさんが走る!
だけど。
あっという間に離される。
ロボさんも凄く速いけど。
朱雀さんのスピードは桁違いだわ。
あれじゃあ、追いつくのは不可能。
どうすればいいのかしら。
残念ながら。
今回ばかりは、まったく何の策も思いつかない。




