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第6章 2話

「永久ループ?」

うん。

「つまり、Aの地点からBの地点に移動した時にいつの間にかA地点に戻ってるのよ」

ゲームなんかではよくある手法。

「確かに表で見た大きさよりも、この廊下は長い事になるな」

いくらなんでも長すぎる。

だから、それしかあり得ない。

「しかし、どうしたらいいんだ?」

こういう場合は。

「隠し扉を探しましょう」

「隠し扉?」

うん。

「つまり、単なる壁としか見えないけど、どこかが扉になってるかも」

まずは一つの可能性を試さないと。

壁を押す。

ドアノブみたいのは当然見えないから、これを試すしか無い。

「しかし、本当にあるのか?」

「分からない。でも一つ一つ試すしか無いよ」

全くヒントも無い。

それなら地道にやる以外に方法が無い。

「ん?」

あれ?

黒野君が何か見つけた。

「ロボさん!見つけたよ!」

やっぱり、隠し扉があった。

「しかし、よくこんな事分かるな」

「えへへ。ゲーマーだからね。いろんなゲームやってると対策も分かるよ」

まるで、ゲームの出来事のような感覚だけど。

それでも、みんなの為に頑張らなきゃ。

あそこに捕らえられた子達にも約束したもん。

「ゲームってのは、俺も少しは知ってるが。どれだけやってるんだ?」

「んー?小学1年の時にやったのがきっかけだけど、それから数え切れないぐらいはやってるかな」

それこそやって無い時が無いぐらいに。

ジャンルは問わず、有名なのも無名なのもやってる。

普段はそれこそ趣味で納めているけど。

まさか、それがここまで活用出来るとは思ってもいなかった。


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