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第6章 3話
中は暗い。
明かりが無いみたい。
「『雷拳!』」
雷の固まりだから、明かりの代わりにも出来る。
「結構便利だな。それ」
それは言える。
小さい出力なら長い間使える。
周りが見えるならこれぐらいでいい。
しかし。
突然明かりが無いなんて。
これまた、何かある感じ。
まだ本当の冒険をして間もないけれど。
危険な気配がする。
「ん?なんや。クズハも分かったんか」
え?
やはりロボさんも分かってたんだ。
というより。
この勘は正しかったんだ。
「なに?」
「気を付けて、何か来るかも」
罠か、モンスターか。
どちらにしても、絶対何かあるのは間違いない。
ゲームでも定番だったけど。
肌で感じる。
危険な気配。
ん?
何か。
「来るで!!」
何!?
見えない!
どこから!?
ブーン!
これは。
小さい虫だわ!




