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第3章 9話

「なんや。わいらが来るまで待っていられなかったんかいな」

そういえばそうね。

私達の仲間だというなら、待っていても良さそうなのに。

「そう言ったんだけどね。どうもその人はその人なりに目標があったみたいで」

目標?

「とにかく。追いつけばいいのね」

あれこれ考えていても分からないし。

まずは行動。

会って、その目標を聞けばいいんだし。

「まったく。ヨーコはんといい、前向きな奴らばっかやな」

えへへ。

ロボさんが認めてくれた人と同じってのは、なんか嬉しい。

まだまだ私は認めてくれるほどの力は無いけど。

いつか、お姉ちゃんみたいに誰もが認めてくれるほどの人になりたい。

そうよ。

肉体だけじゃなく、心も強くならなくちゃ。

その為にも前に。

「よっしゃ。それじゃ南へ行くか」

「頑張ってね。白虎によろしく」

やはり。

四神の南を司るのは白虎だと思ったけど。

ここでもそれは同じ。

はたしてどんなのが待っているのか。

それも、そこへ行けば分かる。


登るのはあんなに大変だったのに。

降りるのはあっさり。

こういうのにはありがちなんだけど。

登る事自体が試練の一つなんだから、仕方ないか。

まずは南へ。

ロボさんが先導する。

方向が分からないから、方向が分かるロボさんがいるのは頼もしい。

はたして先には何があるのか。

わくわくするわね。

これが冒険心ってやつなのかな?

「おい!おまえら!何者だ?」

え?

しばらく歩いたその先に。

突然、二人組の兵士に行く手を阻まれた。

「何者って」

どうしよ。

ワルキュリア様の使いなんて言って信じてくれるかどうか。

「あの。冒険者なんだけど」

これでどうかな?

「冒険者だと!?怪しい服装をしおって。捕まえてやる!」

しまった!

そういえば、私の服装はこの世界に合っていなかった。

そ、そんな。

「捕まえるやと!?」

「待って!ロボさん。暴れちゃ駄目」

ここで暴れてもいい事なんて無い。

これからこの地域を進まなきゃいけないんだもの。

暴れちゃ駄目。


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