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第3章 5話

逃げられない!

また気絶する!

そう思った。

龍の口から雷が解き放たれる。

凄まじい威力。

私の雷の力とは違う。

ん?

雷?

もしかして。

一か八かだけど。

どうせ失敗したって気絶するんだもん。

それなら。

やるだけやってみよう。

龍から放たれた雷に向かって。

「雷拳!」

拳を当てる!

くぅ!

吹き飛ばされそうな威力。

だけど。

威力が全て吸収されるような。

そんな不思議な感覚。

「なっ、なんやて!?」

ロボさんも驚いている。

それはそうね。

私だって驚いてるぐらい。

ゲームでは時に同じ力でぶつかり合うなんて事はあったけど。

まるっきり吸収しちゃうなんて。

だけど、私の力は龍には効いている。

これって、もしかしてこっちに有利なんじゃ?

あれ?

もしかして、こういう意味で言ってたの?

楽勝だって。

よし。

それなら。

このまま反撃!

これで龍の雷は怖くないわ。

敵の攻撃の一つを封じるって事は、それだけでかなり有利。

今のうちにどんどんダメージを与えなくちゃ!


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