10ー5 屋敷の魔改造
10ー5 屋敷の魔改造
俺は、ローザの提案を受け入れて屋敷へと移ることにした。
だが、その前に屋敷内を空間魔法で魔改造することにした。
屋敷中の使用人とロッテ、それに俺の仲間たちを外に待避させると俺は、イメージを始める。
だが。
悲しいかな。
ただのパンピーであった俺には、大きなお屋敷のイメージがなかなか浮かべられなくて。
かなり苦心した結果、半日は時間がかかってしまい、とりあえず、ロッテたちには俺の小屋の方で待機してもらうことになった。
空間構築がさらに半日かかり、結局、屋敷の改造には1日かかることとなった。
俺は、屋敷の改造が終わる頃にはすっかり疲労してしまっていた。
よろめいている俺をラザニエルさんが支えてくれる。
「お疲れさま、クロウズ君」
それから俺たちは、自分の部屋へと引っ越しをしたが、幸いというか、俺は、荷物が少なかったので助かった。
俺の部屋は、2階の一番大きな部屋となった。
ここは、領主の部屋だ。
ベランダに続く大きな窓のあるリビングに寝室。そして、風呂場、トイレ、クローゼット。書斎。詰め込めるだけ詰め込んだ完全引きこもり可能な部屋だ。
そして、部屋の隣には、執務室を作った。
本来は、1階にあるらしいがどうせなら部屋の近くに作っておく方がいいかと思って。
2階には、他にロッテやラザニエルさんたちの部屋、図書室、領地の資料室、それに客室などを配置した。
1階には、厨房や洗濯部屋などの仕事部屋、他には、ゲームとかができるプレイルーム、シアター、それにくつろげる休憩室や食堂、サロンなどを作った。
屋敷内は、すべてバリアフリーにした。
階段の横にはエレベーターを設置。
そして、極めつけは。
「お兄様!」
ロッテが驚いた表情で俺の部屋へと駆け込んでくる。
「この、動く椅子はなんですの!?」
「ああ、それか」
俺は、まだ歩けないロッテのために車イスも作ってみたのだ。
といっても家具にも見えるような豪華な車イスだけど。
「車イスといって歩けない人が移動に使う道具だよ」
「この椅子があれば私も1人で身の回りのことができます!ありがとうございます、クロウズ兄様!」




